秋季彼岸会

 本日の秋季彼岸会は約40名の方がお参りくださいました。「思考は言葉を、言葉は行動を、行動は習慣を、習慣は人格を形成する」この言葉は、どなたの言葉か詳細は不明ですが、確かにそうだなと思います。

 お彼岸参りというと、お墓参りをするものだとお思いの方が多いかもしれませんが、浄土真宗では仏さまのみ教えを聞かせていただくことがメインです。仏さまの世界というのは、さとりの世界、彼岸です。仏さまの世界は、それぞれのいのちがそのままに輝いている世界です。地位、学歴、能力など付け加えること無くそのままが輝いています。

 お釈迦さまがお生まれになられた時、天上天下唯我独尊というお言葉を発せられましたが、これは、この世の中で唯一私だけが尊いのだという驕慢心ではなく、どのいのちもかけがえのない尊いいのちだということに目覚めてくださいよというお言葉です。

 阿弥陀さまからすでに救いをいただいている私たちは、何もしなくて良いという消極的であったり、何をしても良いという自己中心的な人生を歩むのではありません。お参りを通して自らをみつめ、おかげさまを感じ、御恩報謝の人生を歩みたいものです。

 

10月20日(土)13時半「お寺でコンサート」、25日(木)13時半「おみがき&境内清掃」、28日(日)13時半「報恩講法要」がございます。どうぞお参りください。