本日の降誕会は12名の方がお参りくださいました。浄土真宗のお寺とは、災いが起こらないように祈る場所でも、厳しい修行をする場所でもありません。阿弥陀さまの救いを聞かせていただく場所です。そしてその救いをいただいたうえでいかに生きるかを問うことが大切です。
浄土真宗の み教えの特徴的なものとして「悪人正機」があります。「罪悪深き者こそ救いの目当てである」ということですが、これは「罪悪深き者とはこの私だった」と自らのことと気付かせていただくということです。「悪事をはたらく者こそが救われる」と受け取り方を間違ってしまうと大変なことになりますね。
阿弥陀さまの慈しみの光に照らされている中で、自らを振り返り、おかげさまを感じながらお念仏の日々を過ごしたいものです。
写真は正信念仏偈作法(音階、現代語訳入)のお経本を作りました。
6月は10日(日)午後1時半より、子ども向け行事の「日曜学校」、20日(水)午後1時半より、婦人会主催の「書いて味わう正信偈(写経)」があります。参加ご希望の方はご連絡ください。