秋季彼岸会

 本日は小雨降る中、約40名の方がお参りくださいました。

 

 親鸞聖人がお敬いになられた七高僧の一人、源信和尚がお亡くなりになられて1000年、今年比叡山では、源信和尚をお敬いする各宗派によって千回忌法要がお勤めされました。

 源信和尚は若くして当時の天皇の御前で講義をし、それを喜ばれた天皇は数々の褒美の品と僧侶としての高い地位を授けられました。この喜びを母に知らせようと、褒美の品を母に送りましたが、返送され、和歌が添えてありました。

 

後の世を渡す橋とぞ思いしに 世渡る僧となるぞ悲しき まことの求道者となりたまへ

 

 地位や名声、財産が欲しくてあなたをお坊さんにしたのではありません、すべての人々が救われる道を求めてくださいという意味でしょうか。本来なら大喜びする出来事ですが、心を鬼にして大切なことを教えてくださっておられます。

 

 10月は、10/16(日)13:30より日曜学校。10/25(火)10時よりおみがき・境内清掃。10/29(土)、10/30(日)は報恩講です。報恩講は浄土真宗で最も大切にする法要です。10/30(日)は神奈川県より毛利祥生先生にご法話をいただきます。どうぞ皆様お参りください。