カテゴリ:2013(平成25)年


2013/12/09
 お釈迦様がおさとりを開かれたことをおよろこびする成道会(じょうどうえ)がお勤まりになりました。  浄土真宗のみ教えは、現世祈祷や占い、風水などにたよることのない教えです。病気を治してください、志望校に合格させてくださいと仏様に願い、それがもし仏様のおかげで叶えば、この世に病気の人や不合格の人はなくなるでしょう。...
2013/11/19
 本日はお経練習会でした。妙生寺では法事でも、お盆などの法要でも正信偈草譜(しょうしんげ そうふ)のお勤めをいたします。みなさんが私に合わせてお経を読んでくださいますが、正信偈の後半部分「善導獨明仏正意」のところから文字の左側に記号がたくさんついていて、「これはいったいなんだろう?」と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。これが行譜(ぎょうふ)の読み方の記号なのです。  妙生寺ではみなさんに正信偈草譜に親しんでいただくために、今のところあえて草譜ばかりをお勤めしておりますが、本来は親鸞聖人のご命日である毎月16日や、特別の時などは行譜のお勤めをいたします。日頃お寺にお越しくださる方は、草譜にも慣れてこられたので、このたびは行譜を練習いたしました。  皆さんが読み慣れるまで、今後もあと数回、正信偈行譜の練習をして、いずれ法要などで行譜をお勤めしたいと思います。  次回行事といたしまして、12月9日(月)11時より成道会(じょうどうえ)がございます。
2013/10/27
 26日(土)、27日(日)2日間にわたって報恩講でした。講師は山梨県の小笠原博慧先生でした。  「私が私が」と自分のことしか考えられないの私たちです。「私が」と考えているうちはいただくという気持ちがありません。いただくという気持ちをどれくらい持つことができるのかというのが人間として進歩したということではないでしょうか。...
2013/10/17
 台風も過ぎ、今日はおみがき日和になりました。17名の方々にお集まりいただき、仏具磨き、畳拭き、窓ガラス掃除などを行っていただきました。今回は3名の男性陣にもご協力いただき、普段なかなか届かないようなところをしていただいてお寺がきれいにりました。...
2013/10/12
 静岡西組仏教婦人会結成20周年記念大会(秋の合同研修会併催)が葵区教覚寺様を会場に行われました。  ご法話は広島県の季平博昭先生で、「すなおなままの私であるために」を講題にお話しくださいました。  お互いが支え合えば、すなおに泣いたり笑ったりすることが出来て、他の人にも優しく接することができるのでは、というような内容でした。...
2013/09/23
本日は秋季彼岸会でした。仏さまを通じて我が身を知るというお話をさせていただきました。 先日、停車中の私の車にバイクが突っ込んできて、お互い怪我はなかったですが車のテールランプが破損しました。...
2013/07/31
7月29日~31日に静岡、山梨、神奈川のお寺が集まって行う「お寺の林間学校」に行ってきました。この行事は毎年行われており、今年は山梨県立愛宕山少年自然の家を中心に行われました。 参加者は全体で子ども82名、スタッフ76名、妙生寺からは子ども1名、スタッフ1名の参加でした。...
2013/07/07
 盂蘭盆会(うらぼんえ)[歓喜会(かんぎえ)]が、ご講師に山田義俊先生[東京都]をお迎えして執り行われました。ご法話の一部を紹介させていただきます。  山田先生がご訪問されていらっしゃる少年院の子が詠んだ句に、次のようなものがございます。 陽(ひ)のにおい 母のにおいや 干し布団...
2013/06/26
 今日は16名の方にお集りいただき、おみがきを行いました。雨ですので、参加される方は少なくなるだろうなと予想をしていましたが、かっぱを着て自転車やバイクでご来院、バス停まで距離があるのに傘をさしてお越しくださり、頭の下がる思いでした。...
2013/05/19
 本日は妙生寺の降誕会(ごうたんえ)でした。私たちに出来ることは何かということについてお話をさせていただきました。歎異抄に「今生(こんじょう)に、いかにいとほし不便(ふびん)とおもふとも、存知のごとくたすけがたければ、この慈悲始終(じひしじゅう)なし」とありますように、この世においてどれだけかわいそうだ、気の毒だと思っても、思い通りに相手を助けることはできません。  だからと言って、何もしなくてよいということではなく、出来ることをさせていただく、それが私たちのつとめではないでしょうか。  無財の七施というものがあります。①眼施(温かい眼差し)②和顔施(和やかな表情)③愛語施(思いやりのある言葉)④身施(体を使った奉仕)⑤心施(心に寄り添う)⑥床座施(席を譲る)⑦房舎施(場所を提供する)の7つです。  辛くさみしい時に、声を掛けてもらったり、誰かが側にいてくれると嬉しいものです。あなたを求めている方が必ずいらっしゃいます。人のために、社会のために、私が出来ることをさせていただき、御恩報謝の生活を送りましょう。 次回は6月14日(金)13:30からお経練習会がございます。正信偈草譜、和讃「弥陀成仏のこのかたは」から六首と、 「五十六億七千万」から六首を行う予定です。

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