本日、秋の合同研修会は教覚寺様を会場に行われ、全体で76名、妙生寺から9名が参加しました。
午前中は教覚寺ご住職様が弔辞についてのワークショップを開いてくださり、「自分の人生で大切に思っていること」や「よく知っている人に自分はどのような人物だと言われますか」ということなど、各項目をインタビュー形式で埋めていき、弔辞に結び付けるという内容でした。
本来、生前に自分で聞くことが無い自分に向けての弔辞を聞き、みなさん心に響くものがあったと思います。
午後は広島県深水謙昭師より「今日聞いて、今すくわれる」という講題で、お取り次ぎいただきました。
家の近所で火事があったとしても、火事があったということを知らない人にとっては、無かったことと一緒です。
同じように、阿弥陀さまは、すべてのいのちに南無阿弥陀仏と響いてくださっているけれど、私が聞いてなかったら、届いていないことと一緒です。
法然聖人の言葉で、「月影のいたらぬ里はなけれども、ながむる人の心にぞすむ」とあります。月の光はすべての場所に届けられているけれど、眺めている人に月の光は届くのです。阿弥陀さまの救いは、他の誰でもない、私にための教えであったということと受け止めて聞かせていただきましょう。
次の妙生寺行事は、10/20㈰に日曜学校があります。小学生のお子さん、お孫さんがいらっしゃいましたら、どうぞお誘いください。