本日の妙生寺仏教婦人会による「第5回お寺でコンサート」は、薩摩琵琶奏者の松浦鶴雲氏、本多鶴霓氏に演奏いただきました。約50名の方がご参加くださいました。
内容は、琵琶のお話、ワークショップ(琵琶体験)、そして「悲恋一葉松」「咸臨丸」の演奏をしていただきました。
薩摩琵琶は、お侍さんの士気高揚のための楽器で、弦がすぐ弛む非常に不完全な楽器、音階より気迫を大切にするというお話が印象に残りました。
お二方はリハーサルのため本堂にお入りくださった際、真っ先に「ご本尊様に御挨拶を」とおっしゃられ手を合わせてくださいました。お寺に来た際は真っ先にお参りをするという習慣が身についていらっしゃることに感心いたしました。
写真は、参加者の中から2名の方に出ていただき、琵琶体験(右から一人目の方と三人目の方)をしていただいている写真です。松浦氏の演奏と、本多氏の合図で2名の体験者が琵琶を奏で、笑いが起き、和やかな雰囲気でした。
琵琶の音色と唄を聴くことが出来、充実した一日となりました。ありがとうございました。