本日の春季彼岸会は33名の方がお参りくださいました。コロナも落ち着いてきた様子ですので、今回から午後のみのご法座に戻し、ご参拝のみなさまはお互いに顔を合わせ、にぎやかで和やかな雰囲気でした。
阿弥陀さまの救いというのは、十方衆生、すべてのものをもらさず救うという救いです。すべてのものを救うから私も含まれるだろうということではなく、私一人を救うためにお出ましくださったのが阿弥陀さまであると親鸞聖人はお受け止めになられました。
阿弥陀さまが、私を念仏申す身に育ててくださり、お浄土へ迎えとってくださいます。一から十まですべて阿弥陀さまのおはたらきによるのです。
阿弥陀さまのはたらいていないお念仏はありません。阿弥陀さまは私の体を通じて声の仏さまとなって、耳に聞こえる仏さまとなってご一緒くださいます。
今日の午前中は、野球のWBC準決勝、日本対メキシコの熱戦が繰り広げられ、午前中のお墓参りはいつもより極端に少なかったですが、試合後、皆さんお参りくださった様子でした。
5月19日(金)は仏教婦人会腕輪念珠作りです。ご参加ご希望の方はお申込みください。