春季彼岸会

 本日の春季彼岸会は、新型コロナ感染予防のため午前と午後の二部制で行い、それぞれ15名、9名の方がご参拝くださいました。

 お浄土は本当にあるのか、仏さまは本当にいらっしゃるのかについてお取り次ぎをさせていただきました。

 お浄土はあるなしを探し求めるのではなく、お浄土や仏さまをどのように受け止めるか、その存在が私にとってどのような意味をなすのか、それを聞かせていただくことが大切です。

 おさとりの世界というのは、私に認識できるものではありません。あるなしを必死になって探しても、探すことは出来ないのです。そうではなく、仏さまという存在が、私にとってどのような意味をなすのか、それを聞かせていただくのです。

 自分の力では救われないこの私を、何とかして救おうと願い続けてくださっているのが阿弥陀さまです。阿弥陀さまが一生懸命になってこの私を何とかして救おうと、お念仏となって届いてくださっております。そのご恩を思い、お念仏の日暮らしをさせていただくことが私たちの歩む道となります。

 

 5/28(金)は仏婦行事の「書いて味わう讃仏偈・重誓偈」を行います。仏婦会員の方で、参加ご希望の方は定員がございますので、事前にご連絡ください。