盂蘭盆会 うらぼんえ(歓喜会 かんぎえ)

 本日は約50名の方がお参りくださり、小笠原博慧先生にお取り次ぎいただきました。お話の一部をご紹介させていただきますと、

 習俗習慣というのは怖いもので、いつの時代からか、誰かがやりだしたことをみんながやりだすと、それが当たり前になる。間違ったことだとしても、それをやらなきゃおかしいのではないか、となることがあります。お盆を迎え、周りのみんながやってるからと言って、宗教ではなく、習俗になってはいませんでしょうか。迎え火送り火の用意に一生懸命になっているように感じます。お盆やお彼岸だけお墓の掃除、お墓のお参りに一生懸命になって、それだけでいいですか? そうではなく、仏さまに成らせていただけることを喜びましょう。それがお盆の別名、歓喜会という言葉です。大笑いする喜びではなく、安心する喜びです。

 

 御法座が終わったあと、迎え火送り火の話を初めて聞いたという方がいらっしゃいました。境内掲示板、ホームページ、お便り、お参りにお伺いした時など、何度か浄土真宗らしいお盆について話題を出してはいますが・・・いつそれを目にするか、耳にするかは人それぞれですので、継続あるのみと感じました。

 

 9月15日(金)10時より境内清掃、9月23日(土・祝)13時半より秋季彼岸会がございます。