日曜学校

 今日の日曜学校は4人の子どもが参加してくれました。お話は、人は死んだらどうなるのでしょうか?という問いかけをしてみました。「天国か地獄に行く」「お墓に入る」「焼かれる(火葬される)」などの意見が出ました。

 ここのお寺の教えでは、阿弥陀さまという仏さまが、私たちを仏さまにしてくださるんだよ、だから「なもあみだぶつ」とお念仏しましょうね、いうお話をしました。

 仏さまというお方はどのようなお方かというと、本当のことは何なのかということを知っていて、すべての人に対して平等に優しくしてくださるんだよ。僕たち私たちも、仏さまのようになれたらいいね。自分のことばかりじゃなく、他の人のことも考えることが出来たらいいねとお話しました。

 話の途中で、「平等ってなに?」という小1の子の質問に対して、「みんなに対して同じようにすることだよ。この子は大切にしよう、この子はテキトーにしようとは考えないことだよ」と説明しました。

 そこで感じたのは、日頃、ご法事等のお話で仏教用語を使う時、「この言葉は難しいと感じていらっしゃるだろうな・・・」と、わかっていながらも、言葉の説明ばかりにならないように、あえてさらっと、大切な味わいの部分だけお話するようにしています。しかし、もう少し上手くお伝えする工夫が必要だなと、子どもの素直な質問であらためて感じました。

 お参り後の遊びの中では、トランプのババ抜きもしましたが、誰にババが行ったかすぐわかるリアクションが微笑ましく感じると同時に、素直な喜怒哀楽に元気をもらいました。

 

 次回の日曜学校は半年後になりますが10月22日(日)です。また、今年の夏のお寺の林間学校はバスで京都まで行きます。詳細は「こども向け行事」をご覧ください。

 

 来月は7月4日(火)10時より境内清掃。7月9日(日)13時半より盂蘭盆会があります。どうぞ皆様ご参拝ください。