おみがき 境内清掃

 今日は13名の方がお越しくださいました。お寺の仏具磨き、境内の掃除をするためにお越しくださり、ありがとうございます。終了後、きれいになった仏具や内陣の様子をご覧になられた方もいらっしゃいました。 

 春先に、親鸞聖人のお掛け軸が傷んでいましたので修理に出し、この度お戻りになられました。親鸞聖人のご影像にお言葉が書かれており、これを画讃(がさん)といいますが、このように書かれています。

 

      慶哉愚禿仰惟 樹心弘誓仏地 流情難思法海 嘆所聞慶所獲

 

 慶(よろこ)ばしきかな、愚禿(ぐとく)、仰(あお)いでおもんみれば、心(しん)を弘誓(ぐぜい)の仏地(ぶつじ)に樹(た)て、情(こころ)を難思(なんじ)の法海(ほうかい)に流(なが)す。聞(き)くところを嘆(たん)じ、獲(う)るところを慶(よろこ)ぶ 『浄土文類聚鈔』

 

意味は、「大変よろこばしいことであります。私親鸞は、樹木が大地に根を張るように、心を仏法の大地にたて、情を人間の思いをはるかに超えた仏法に浸しています。み教えを聞きよろこび、感嘆しています」となりますでしょうか。

 

 我が身の置き所、いかに生きるべきかが明確になったおよろこびが表現されています。

 

 5月21日(日)午後1時半より降誕会がございます。どうぞお参りください。