降誕会(ごうたんえ)

 本日は親鸞聖人のご誕生をお祝いする降誕会でした。

 浄土真宗のみ教えは「阿弥陀如来の本願力によって信心をめぐまれ、念仏を申す人生を歩み、この世の縁が尽きる時浄土に生まれて仏となり、迷いの世に還って人々を教化する」という教えです。

 真実に目を背け、自分のことばかり考えて生きているようなこの私を憐れみ、そのような私に対して「必ずあなたを救いますよ」と大いなる慈悲のお心ではたらきかけてくださっているのが、阿弥陀さまです。そのはたらきかけに対して「ありがとうございます」とお念仏し、仏さまを敬い、仏さまの心に沿った生活をするのが私たち浄土真宗の門徒です。

 親鸞聖人の教えはこういう教えなんだと知っているだけでは信仰とは言えません。単に宗教的知識が増えたというだけです。仏さまのお心を知り、仏さまの教えに沿ったものの見方、生活を心がけたいものです。 

 本日は法話の後に、ご門徒さんからご寄進いただいたテレビを使い、DVD鑑賞もいたしました。時々このような視聴覚伝道もおこなって行きたいと思います。ご寄進ありがとうございました。

 

 来月は14日(日)に子ども向け行事の妙生寺日曜学校がございます。小中学生の方は是非ご参加ください。