今日はお経練習会でした。はじめに調声(ちょうしょう ※おつとめを引っ張る役割)のお作法、合掌礼拝(がっしょうらいはい)のお作法、お経本の扱い方など基本的なことを学びました。これらはすべてのお勤めに共通する大切な部分です。これからも皆さんがスッと出来るよう、身体で覚えていただけるよう、毎回練習したいと思います。
続いて正信偈草譜(しょうしんげ そうふ)、並びに和讃「五十六憶七千萬」からの六首(ろくしゅ)を学びました。このご和讃は妙生寺の報恩講で読まれる部分です。
1時間半練習を行いましたが、「ちょっと時間が長いから、もう少し短いほうが・・」というご意見をいただきました。
お伝えしたいことはたくさんございまして、私にとっては時間が全然足りませんでした。しかし、無理のない、また来たいと思っていただけるような練習会にしたいと思いますので、この貴重なご意見を基に、一方的にならず、時間や内容を見直して、次回に生かしたいと思います。
お経をよむというのは仏徳讃嘆(ぶっとくさんだん)です。仏さまのお徳を讃え、救われる身をよろこび、感謝し、仏さまのお心を味わうものです。このことを忘れずに、読経が響き渡り、「みんなで声を合わせてお勤めするのっていいもんだなぁ」と思えるよう練習に励みたいと思います。
次回の行事は、6月26日(水)10時~仏具のおみがき並びに境内(けいだい)清掃です。昼食のご用意もございますので、ご奉仕いただける方はご一報ください。