行事報告(ブログ)

2024年

11月

23日

第6回お寺でコンサート

 本日の妙生寺仏教婦人会による、第6回お寺でコンサートは、トランペット・電子ピアノ・パーカッションの「梨春夏(りしゅんか)」の皆さんに演奏していただき、約50名の方がご参加してくださいました。

 曲は、「アマポーラ」、「歌劇『アイーダ』より凱旋行進曲」から始まり、「時代」、「上を向いて歩こう」などでは、演奏に合わせてご参加の皆さんの歌声も聞こえました。

 私が印象深かったのは「トランペット吹きの休日」で、曲のエピソードをお話しくださったこともあり、興味深く聞くことが出来ました。演奏はもちろん、梨春夏の皆さんはお話も上手で、楽しいひと時を過ごすことが出来ました。ありがとうございました。 

 

 11月ももうすぐ終わり、早いもので年末も近いですね。1月1日は13時半から元旦会がございます。どうぞお参りください。

 

 

 

 

 

2024年

11月

10日

報恩講法要

 本日の報恩講は24名の方がお参りくださり、御講師の安邉泰教師(東京)にご法話をいただきました。 

 報恩講の「報」の字は、受けた御恩をお返しする「報いる」という意味や、報道という言葉にありますように、「知らせる」という意味があります。 真実から背を向けている者に対しておはたらきくださる、阿弥陀さまの摂取不捨のはたらきが、私に届けられていることを知らせていただくのです。

 歎異抄を書かれた唯円さんにゆかりがある、関東の報仏寺さんには、帰命盡十方無碍光如来と書かれたお名号(十字名号)があります。そのいわれには、平次郎という男がおり、この男は荒くれ者で、妻は心優しい方でした。妻は親鸞聖人のいらっしゃる稲田の草庵にお話を聞きに行かれ、親鸞聖人に十字名号を書いていただいたそうです。この名号を大切にしておられました。

 平次郎は、妻が懐に入れているのは、他の男との怪しげな手紙ではないかと思い、妻を竹藪まで追いかけて刀で切ります。切られた妻は倒れ、平次郎はなんてことをしてしまったんだと後悔しながら自宅に戻ると、妻がおかえりなさいと出迎えるではありませんか。どういうことかと思い、妻と共に竹藪に行くと、血染めになり切られた十字名号がありました。平次郎は深く反省し、その後は夫婦で親鸞聖人の元へお聴聞に行かれ、唯円と名前を改めたそうです。

 この逸話の真偽はさておき、逸話を通して、親鸞聖人がお念仏のみ教えを後世に残してくださったことを、ありがたくいただくことが大切ではないでしょうか。報恩講は親鸞聖人のご遺徳を偲び、お念仏をどのようにいただいて生活をしていくかが問われる法要です。

 

 11/23㈯は妙生寺仏教婦人会「第6回お寺でコンサート」がございます。参加ご希望の方は申し込みが必要ですので、ご連絡ください。

 

 

 

 

 

2024年

11月

01日

境内清掃

 本日の境内清掃は6名の方がお越しくださいました。帰り際、予報より少し早めに雨が降り出しましたが、掃除中は曇りで丁度良い気候でした。

 今年の夏から秋にかけては、10月に入っても暑い日が続きましたが、この一週間ほどで、暑さも和らいだ気がします。

 来週は浄土真宗でもっとも大切にする法要、報恩講がございます。11/10㈰13時半からです。どうぞみなさまお参りください。

 

 

 

 

 

2024年

10月

20日

日曜学校

 本日の日曜学校は、2名のお子さんが参加してくれました。日曜学校は、コロナ前に数回行いましたが、参加者ゼロになったため休止し、その後コロナ禍になりましたので、久しぶりの開催となりました。

 2名のお子さんと住職と坊守で活動しましたが、楽しそうに過ごしてくれた様子で、嬉しかったです。

 お念珠とお経本の取り扱い方、お焼香の作法、らいはいのうたのおつとめをおこない、上手に出来ました。

 その後は新聞紙で箱を作り、そこにお菓子を入れて食べました。好きな食べ物を当て合ったり、大きいホワイトボードで絵を描いたり、最後は本堂でおにごっこをしました。生き生きと笑顔で走り回っている姿が印象的でした。今日をご縁に、お寺を身近に感じていただけたら嬉しいです。 

 今後も不定期ですが、行いたいと思います。休日はご家族で過ごすご予定があったり、お子さんの習い事等おありかと思いますが、是非ご参加ください。楽しいですよ。

 

 来月は、11/1㈮境内清掃、11/10㈰報恩講法要、11/23㈯お寺でコンサート〔要申込〕がございます。特に報恩講は浄土真宗で最も大切にする法要です。どうぞみなさまご参拝、ご参加ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024年

10月

05日

静岡西組 秋の合同研修会

 本日、秋の合同研修会は教覚寺様を会場に行われ、全体で76名、妙生寺から9名が参加しました。

 午前中は教覚寺ご住職様が弔辞についてのワークショップを開いてくださり、「自分の人生で大切に思っていること」や「よく知っている人に自分はどのような人物だと言われますか」ということなど、各項目をインタビュー形式で埋めていき、弔辞に結び付けるという内容でした。

 本来、生前に自分で聞くことが無い自分に向けての弔辞を聞き、みなさん心に響くものがあったと思います。

 午後は広島県深水謙昭師より「今日聞いて、今すくわれる」という講題で、お取り次ぎいただきました。

 家の近所で火事があったとしても、火事があったということを知らない人にとっては、無かったことと一緒です。

 同じように、阿弥陀さまは、すべてのいのちに南無阿弥陀仏と響いてくださっているけれど、私が聞いてなかったら、届いていないことと一緒です。

 法然聖人の言葉で、「月影のいたらぬ里はなけれども、ながむる人の心にぞすむ」とあります。月の光はすべての場所に届けられているけれど、眺めている人に月の光は届くのです。阿弥陀さまの救いは、他の誰でもない、私にための教えであったということと受け止めて聞かせていただきましょう。

  

 次の妙生寺行事は、10/20㈰に日曜学校があります。小学生のお子さん、お孫さんがいらっしゃいましたら、どうぞお誘いください。

 

 

 

 

 

2024年

9月

22日

秋季彼岸会

 本日の秋季彼岸会は24名の方がご参拝くださいました。今日はいつもと違い、讃仏偈と正信偈草譜和讃六首引のお勤めをいたしました。

 讃仏偈は、法蔵菩薩が世自在王仏を讃える偈です。世自在王仏という仏さまの説法を聞いた国王は大変感動して、王位を捨てて仏弟子となりました。国王というのは、富と名誉と権力のすべてを兼ね備えた方です。俗世間のむなしさを知った国王は、その立場を捨てて仏弟子となりました。

 

 法蔵菩薩はすべての人を救える仏になりたいと、とてつもない時間をかけて考え、とてつもない時間をかけて修行し、すべての人々を漏らさず救うという願いを完成されました。それが南無阿弥陀仏のお名号です。

 私の往生成仏に必要な行も、私を信ぜしめるはたらきも阿弥陀さまがご用意くださいました。ご自身のすべての功徳を南無阿弥陀仏のお名号に込めて「我にまかせよ、必ず救う」と私に届いてださっているのです。

 「南無せしめる阿弥陀仏」「南無という信心を与えて救う阿弥陀仏」となられた仏さまの仰せを、はからうことなく「そうですか」と私はスッと受け入れさせていただくのです。念仏称える私に阿弥陀さまの功徳が入り満ちてくださっておられます。

 

 写真は西側に新たに設置した屋外掲示板です。道行く方々にもご覧いただければと思います。後日「妙生寺」と書かれたプレートを取り付ける予定です。

 

 

 

 

 

 

2024年

9月

17日

境内清掃

 本日の境内清掃は6名の方がお越しくださいました。

 9月も半ばを過ぎましたが、暑い日が続きます。今日は曇り空でしたのが、風があまり吹かず、蒸し暑い日となりました。芝生のお手入れも1人では半日かかりますが、今日はみなさんと行うことが出来ましたので、ずいぶん早く行えて助かりました。

 近くの園芸店さんが、入荷したばかりのお花をお寺の前までお持ちくださったのでありがたかったです。

 年に数回、季節のお花をプランターに飾っていますので、お参りの際はごらんいただけると嬉しいです。

 

 9/22㈰13時半より秋季彼岸会が行われます、どうぞお参りください。正信念仏偈和讃、讃仏偈、重誓偈等が書かれているお経本をお持ちでしたらご持参ください。

 

 

 

 

 

2024年

7月

07日

盂蘭盆会

 本日の盂蘭盆会は御講師の本持信宗師にお取り次ぎいただき、31名の方がお参りくださいました。

「聞(もん)というは如来のちかいの御(み)なを信ずともうすなり」南無阿弥陀仏というお言葉に込められた阿弥陀さまの思いを聞かせていただくのが、御聴聞です。

 そこにあるものは、何の変哲もないものかもしれないけど、そのものの背後にある物語を聞くことによって、特別なものに変わっていきます。

 南無阿弥陀仏というお言葉の背後にある大悲の親心、物語を聞かせていただく。これが御聴聞なのです。阿弥陀さまは迷い悩み苦しむ私を見捨てることが出来ない仏さまです。その私を仏にする功徳である南無阿弥陀仏を回し向けてくださっています。

 そのことを有難いな、嬉しいなと思って生きられ、たくさんのお言葉を残してくださったのが親鸞聖人です。それは、まるで母に抱かれて安心して眠る赤子のように、親鸞さまも阿弥陀さまに抱かれたような生き方をされたことでしょう。

 その阿弥陀さまがご一緒と味わわれた親鸞聖人のお言葉、そしてその み教え、お念仏をよろこぶ有縁の方々のお姿が御相続してこられたのです。だから今日の私たちに伝わっているのです。念仏は多くの人の人生を支えてくださっています。

 

 今日は静岡市(駿河区)で気温40℃を記録したようです。これは静岡市における観測史上最高気温で、全国でも今年初めて40℃に達しました。暑い中ようこそのお参りでした。

 

 

 

 

 

 

2024年

6月

21日

静岡西組仏婦総会研修会

 本日は静岡西組仏教婦人会連盟総会研修会が富士市の常願寺様で行われ、全体で48名、妙生寺から8名参加しました。

 総会前の勤行の調声(ちょうしょう・・・前に座りお勤めをリードする役)と閉会の言葉を、妙生寺の役員さんが担当してくださいました。御講師は神奈川県の照本さおり師で「自信教人信」のお話をお聴聞させていただきました。

 

来月7月7日(日)は13時半より盂蘭盆会の法要があり、御講師よりご法話をいただきます。どうぞお参りください。

 

 

 

 

 

2024年

6月

14日

おみがき&境内清掃

 本日のおみがき&境内清掃は13名の方がご参加くださいました。

 毎回お越しくださっている方々は、仏具を外して洗浄液につけて、すすいで乾かす流れをしっかり覚えてくださっていて、住職がいなくても進めてくださるので大変助かります。また、今日は初めての方も4人お越しくださり、ありがたかったです。来月の盂蘭盆会に向けて仏具がきれいになりました。

 今日は気温が30℃くらいまで上がり、暑い日でした。まだ6月ですが、今年もさらに暑くなりそうです。

 7/7㈰13時半より盂蘭盆会がございますので、どうぞ皆様お参りください。

 

 

 

 

 

2024年

5月

30日

妙生寺仏婦 日帰り旅行

 本日は妙生寺仏教婦人会の日帰り旅行で浜松フラワーパークに行ってきました。

初めての方も含め10名の参加でした。園内はたくさんの種類の花が咲いていて、しょうぶやバラが見頃でした。見るところがたくさんあり、予定より1時間多く見学しました。

 コロナでこのような旅行はしばらくいたしませんでしたが、今後も今日みたいに楽しく活動し、交流を深めたいと思います。

 

 6月は14日(金)13時半より「おみがき・境内清掃」、21日(金)は静岡西組仏教婦人会総会研修会【要申込】がございます。ご参加、ご協力お願いいたします。

 

 

 

 

 

2024年

4月

28日

築地本願寺 慶讃法要

 本日は、築地本願寺の「親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要」団体参拝に、妙生寺から6名が参加しました。

 都心は28℃まで気温が上がり、暑かったです。築地本願寺での参拝の後は、築地でお寿司を食べ、その後は豊洲の新施設千客万来に行き、ゴールデンウィークの賑わいを感じることが出来ました。

 初めてご参拝の方もいらっしゃり、交流が深まりました。また、年に1度は団体参拝に行きたいと思いますので、どうぞ皆様ご参加ください。

 

 

 

 

 

2024年

4月

20日

静岡西組 組会・総代世話人研修会

 本日は静岡西組々会・総代世話人会が湖西市の潮見寺様で行われ、妙生寺からは住職と総代さん3名で参加し、全体では21名の参加でした。

 今年は4年に一度の役員改選の年で、今年度からは新体制で組の活動が行われます。

 研修会の御講師は三重県の大竹章和師で「本願力に遇う」という講題でお取次ぎくださいました。

 コロナの影響もあり、数年ぶりの開催となりました。

 

 

 

 

 

2024年

3月

30日

東京教区少年連盟一泊子ども会

 3/29-3/30に東京の築地本願寺において、東京教区少年連盟一泊子ども会があり、住職がスタッフとして参加しました。子どもとスタッフで合わせて60名くらいの参加でした。

 おつとめ練習やお寺さんのお話を聞き、ウォークラリーやボッチャ大会、班対抗ゲームなどをしました。

 妙生寺からの子どもの参加者は募集しませんでしたが、今後一緒に参加出来たらいいなと思っています。一泊二日でしたが、子どもたちは県を越えた友達が出来、楽しそうに過ごしていました。写真は風船リレーをしている様子です。

 東京も暑くなりましたが、静岡でも今日3/30に桜の開花宣言があったようですね。

 

 

 

 

 

2024年

3月

20日

春季彼岸会

 本日の春季彼岸会は33名の方がお参りくださいました。住職の法話は、往相還相回向について。仏に成ることも、この娑婆世界に還りきたることも、すべて阿弥陀さまが本願力を回し向けてくださるからです。手を合わせようとしない、念仏称えようとしないこの私が、手を合わせお念仏申しているということは、自分の手柄ではなく、阿弥陀さまや、還相の菩薩さまとなった亡き方々が、私に念仏申せよとおはたらきくださっているからと受け止めることが出来るのではないでしょうか。

 住職の話の後は、妙生寺顧問の北村欽哉先生から「妙生寺の歴史について 」お話をしていただきました。本堂正面の扁額「不退転」をご寄贈くださった天地総子さんの話、豊臣家の家臣4人で大坂から奈良県吉野町下市の願行寺様に行った話、そこから清水の地に来て、妙生寺を開基したという話などをしていただきました。

 北村先生には、平成19年に妙生寺開創400年記念誌「妙生寺略史」を執筆していただき、妙生寺の歴史を知る貴重な資料となっております。

 

 

 

 

 

2024年

3月

12日

境内清掃

 本日の境内清掃は9名の方がご参加くださいました。

 昨日は雨のため、今日に順延しましたが、今日は快晴でした。

 冬場は全く手をつけなかった芝生を短く刈り、その後サッチングをしました。芝生の端は鋏で丁寧にカットしていただき、刈ったところは少し緑の新しい芝が出始めているような様子でした。

 少し暖かくなり、お墓の方も草が伸びてきたので草取りをしていただきました。

 休憩時間は、子どもの頃のおやつの話や、若い頃の子育ての話になり、交流が深まったと思います。

 

 3/20(水祝)は13時半より春季彼岸会がございます。どうぞお参りください。

 

 

 

 

 

2024年

1月

26日

妙生寺仏婦総会・新年会

 今日の妙生寺仏教婦人会総会・新年会は10名の方がご参加くださいました。コロナ禍でしばらくお休みしていたので、数年ぶりの開催でした。

 総会の後は、新年会でクイズや輪投げを行い、その後お弁当をいただきました。

 今年は役員改選で、新体制で活動を行っていきます。行事の詳細は、仏婦会員の方にお便りをお送りいたします。どうぞ皆様ご参加ください。

 

 

 

 

 

 

2024年

1月

01日

元旦会

 あけましておめでとうございます。みなさんはどのようなお気持ちでお参りされますでしょうか。

 蓮如上人御一代記聞書に「他宗には親のため、またなにのためなんどとて念仏をつかふなり。聖人(親鸞)の御一流には弥陀をたのむが念仏なり」とあります。

 浄土真宗以外では、親のため、〇〇のためとお念仏に自分の願いを込めて称えることがあるようですが、浄土真宗では阿弥陀さまにおまかせしますと、私をお救いくださるおはたらきに御礼申すのがお念仏です。「たのむ」とは「おまかせする」という意味です。

 

 そしてお念仏は、阿弥陀さまからの「あなたを抱きとって決して離すことはない。必ず仏にする」という阿弥陀さまの願いであり、阿弥陀さまからの喚(よ)び声です。

 私の願いというのは自分勝手なものです。私が願うのではなく、阿弥陀さまに願われている身であったということをよろこび、「南無阿弥陀仏」とお念仏申す日暮らしを送りましょう。 

 写真は、この辺りのお正月の恒例で、消防団の方が水を撒いている様子です。

 

 

 

 

 

2023年

11月

23日

第5回お寺でコンサート

 本日の妙生寺仏教婦人会による「第5回お寺でコンサート」は、薩摩琵琶奏者の松浦鶴雲氏、本多鶴霓氏に演奏いただきました。約50名の方がご参加くださいました。

 内容は、琵琶のお話、ワークショップ(琵琶体験)、そして「悲恋一葉松」「咸臨丸」の演奏をしていただきました。

 薩摩琵琶は、お侍さんの士気高揚のための楽器で、弦がすぐ弛む非常に不完全な楽器、音階より気迫を大切にするというお話が印象に残りました。

 お二方はリハーサルのため本堂にお入りくださった際、真っ先に「ご本尊様に御挨拶を」とおっしゃられ手を合わせてくださいました。お寺に来た際は真っ先にお参りをするという習慣が身についていらっしゃることに感心いたしました。

 写真は、参加者の中から2名の方に出ていただき、琵琶体験(右から一人目の方と三人目の方)をしていただいている写真です。松浦氏の演奏と、本多氏の合図で2名の体験者が琵琶を奏で、笑いが起き、和やかな雰囲気でした。

 琵琶の音色と唄を聴くことが出来、充実した一日となりました。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

2023年

10月

22日

報恩講法要

 本日の報恩講法要は広島県の宮武大悟師にお取次ぎいただき、22名の方がご参拝くださいました。

 当日のご法話の一部をご紹介いたします。

今というのは、過去と未来があるから存在します。ずっと今だったら今はありません。私達は過去の後悔と未来の不安で人生を塗り固めていませんでしょうか。不安と後悔が無ければ人生に苦しみはないでしょう。

 今をどう受け取っていくか。それがとても大切なのです。

 過去は変わっていきます。未来をいただいた時に、過去は変わっていきます。あれさえなければと後悔と愚痴で固めてきましたが、この悲しみがあったから今がある、苦しかったことも、このためにあったんだと受け止めることが出来たら、過去が変わっていくのではないでしょうか。

 お念仏いただいた者は、未来に仏さまにならせていただくとお聞かせいただいております。お念仏聞かせていただいた者は、いのち終えたら仏さまに成らせていただくという受け止め方をさせていただくのです。未来が決まっていれば、今安心できるのです。

 みなさんにお聴聞をお勧めくださったのは誰でしょうか。先立たれたご両親、先立たれたお子さまかもしれません。お念仏聞かせていただいた今、その方々と同じ仏さまに成らせていただくことが定まるのです。

 阿弥陀さまは、もうあなたに悲しい別れはして欲しくない、どうか我が名である「南無阿弥陀仏」とお念仏しておくれよと願い続けてくださっておられます。このおみのり(仏法)を我々に届けてくださった親鸞聖人にお礼を申すのが報恩講です。

 

 11/23(木祝)は仏教婦人会「第5回お寺でコンサート」がございます。ご希望の方は事前にお申込みください。

 

 

 

 

 

2023年

10月

18日

境内清掃

 本日の境内清掃は9名のご参加でした。今日も写真のように素晴らしい秋晴れで、暑いくらいでした。

 今日お見えになられた方で、「私は高齢になったので車に乗るのは危ないから」と車の運転をやめることにされ、ご遠方のところタクシーでお越しくださった方がいらっしゃいました。

 そして帰りには、ご参加くださった方が、その方をご自宅までお送りくださいました。

 お寺や、お寺に来られる方を、支えてくださり大変有難いことです。

 

 10/22㈰は午後1時半より報恩講法要がございます。浄土真宗で最も大切にする法要です、どうぞ皆様お参りください。

 

 

 

 

 

2023年

10月

07日

静岡西組慶讃法要

 静岡西組親鸞聖人御誕生850年立教開宗800年慶讃法要が掛川市の蓮舟寺様にて行われました。

 全体で153名、妙生寺からは9名の参拝でした。御講師は福岡県井上見淳和上で、ご法話の中で渇愛と慈愛のお話しをしてくださいました。

 渇愛は自分中心、慈愛は他者中心の愛です。みなさんの愛情はどちらでしょうか。もし私の愛情はどちらですかと親鸞聖人にお尋ねしたら、渇愛になるでしょうとお答えになられると思います。 

 井上先生は医師である叔父から、ある患者さんのご家族の話しを聞きました。その方は、優しかった義母が入院したので、義母の元へ毎日通い、出来ることは何でもしようと思っていらっしゃいました。義母の死後、医師に心の内を打ち明けます。

 義母に対して出来ることは何でもしようと思っていました。しかし、気がついたら、この生活をいつまで続けなければいけないのか、早く解放されたいと優しかった義母の死を願うようになっていたと涙を流し、その時の気持ちを打ち明けられたそうです。

 自力の仏教だったら渇愛をやめるように頑張れというでしょう。しかし阿弥陀さまだけは違います。渇愛をやめなさいということなく、黙って私を抱きしめそのまま救うとおっしゃるでしょう。親鸞聖人はこのことをずっとお伝え続けてくださったのです。

 涙と笑いの有難いご法話でした。

 

 10/18(水)13時半から境内清掃、10/22(日)13時半からは1年で一番大切な報恩講法要がございます。どうぞ皆様お参りください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2023年

9月

23日

秋季彼岸会

 本日の秋季彼岸会は27名の方がお参りくださいました。今日は清水区で大規模な断水があってからちょうど1年になります。早いものですね。

 ご法話は「浄土真宗でいい」「浄土真宗がいい」についてお取次ぎさせていただきました。

 浄土真宗は阿弥陀さまによって救われるという他力の教えです。他力というと怠けているとか、ちゃんと自分で頑張りなさいと思われるかもしれません。

 しかし、私という存在がどういう存在かを知らされると、他力(阿弥陀さまのおはたらき)でなければ救われない私だったということに気づかされます。

「自身は現にこれ罪悪生死の凡夫、曠劫より已来、常に没し常に流転して、出離の縁あることなし」という言葉があります。私の側には「出離の縁」がなく、自分の力で迷いの世界から逃れる術を持ち合わせていないのです。

 そのような私のために阿弥陀さまはお念仏をご用意くださり、私におはたらきくださるのです。

 他力だからといって、何もしなくても良いということはございません。阿弥陀さまを大切に思い、阿弥陀さまが勧められるお念仏を称え、仏法聴聞を心がけることが、浄土真宗門徒のふさわしい姿ではないでしょうか。

 不思議なご縁でお念仏のみ教えに出あった私たちです。お聴聞を重ねて、浄土真宗がいい、浄土真宗でよかったと言えるような人生を歩めたら良いですね。

 

 写真は、今回お参りの方にお渡しさせていただいた京都の七味唐辛子です。お参りくださった皆さんに何をお渡しさせていただこうか考えるのが、毎回楽しみです。

 

 10月22日(日)は浄土真宗で一番大切にする報恩講がございます。どうぞ皆様お参りください。

 

 

 

 

 

2023年

9月

15日

境内清掃

 今日の境内清掃は6名の方がご参加くださいました。9月も半ばになりましたが、気温が32度あり暑い日でした。私のお気に入りの草抜き道具を追加で注文しようと思いましたが、どうやら生産中止になったようで残念です。

 お気に入りの道具がなくなるのは寂しいですが、別れがあるということは新たな出あいがあるとも言えます。また良い道具に出あえたら良いなと思います。

 ご参加の皆様、暑い中作業してくださりありがとうございました。

 

 9月23日㈯13時半から秋季彼岸会がございます。どうぞお参りください。

 

 

 

 

 

2023年

7月

02日

盂蘭盆会

 本日の盂蘭盆会は36名の方がご参拝くださり、御講師は千葉県の西原大地師にご法話いただきました。当日のご法話でお聞かせいただいた一部をご紹介します。

 私たちが生きていく上での判断の基準として、役に立つか立たないかという基準があります。。

 生産性を上げることばかりに目をむけていれば、お年寄りはどうなのか、心身に障がいをお持ちの方はどうなのか。

2016年に起きた、相模原市津久井やまゆり園の事件の犯人は、教員を目指した過去もあり、明るく意欲がある人物だと認められ職員として採用された過去もあるようです。

 しかし、施設で働いていく中で、同僚の言動や、入所者の様子、入所者の家族の振る舞い、国の支援などに様々なことを感じ、自分のやっている仕事に意味はあるのか疑問を感じ、自分の中の正義がゆがんだ形で固まっていったのです。

 

 生産性によって命を見ていくのなら、私の命は価値はどうでしょうか。生産的かどうかの目が他者に向けば、他を傷つけ見下すことになってしまいます。今は元気であっても、いつどうなるかわからない中で、人を裁いてしまっているのです。

 仏さまはすべての命を大切にされる方です。仏さまは、どのような私であっても、年齢を重ね体が思うように動かなくても、決して見捨てることなく南無阿弥陀仏のお念仏となって私におはたらきくださっているのです。

 どのような私であっても、慈しみの心でおはたらきくださる。そのご恩を感じお念仏したいものです。

 

9月15日(金)13時半より境内清掃がございます。ご都合がつく方はご参加ご協力お願いいたします。

 

 

 

 

 

 

2023年

6月

26日

静岡西組仏教婦人会連盟 結成30周年記念大会

 本日は静岡西組仏教婦人会連盟結成30周年記念大会が富士市のホテルグランド富士にて行われました。全体で約120名、妙生寺からは男女合わせて15名の参加でした。ご講師は奈良県の三浦明利師で、歌とギターが会場に響き渡りました。
 参加された妙生寺ご門徒さんの中で、三浦先生のファンの方がいらしたので、お誘いすることが出来て良かったです。

7/2(日)は午後1時半より盂蘭盆会を執り行います。どうぞお参りください。

 

 

 

 

 

2023年

6月

10日

おみがき・境内清掃

 本日のおみがき・境内清掃は11名の方がご参加くださいました。はじめての方も2名お越しくださり有難かったです。

 最近雨が続き不安定な天気でしたが、今日は一日中曇りでちょうど良かったです。

 先日、参道にコキアを11本植えましたが、そのうちの2本が元気がなく、なんでかなと思い、掘り起こしたところ、1本は根っこにイモムシがくっついていました。虫も生きるために食べなければなりませんよね。今日新しく植えましたが、こちらも虫の餌になるのか、秋まで私たちの目を楽しませてくれるのかどちらでしょうか。

 自転車でお越しの方はヘルメットを着用し来寺されました。自転車ヘルメットも浸透しつつありますね。

 

 7月2日㈰は午後1時半より盂蘭盆会がございますので、どうぞみなさまご参拝ください。

 

 

 

 

 

2023年

5月

19日

仏婦 腕輪念珠作り

 本日の仏教婦人会行事「腕輪念珠作り」は7名の方がご参加くださいました。まずはじめにお焼香のお作法の確認と重誓偈のおつとめをして、腕輪念珠を作りました。

 細かい作業なので目と手、そして頭も使い、途中うまくいかない時は「あ~」となってしまいました。難所の親玉に再びゴムを通すところは、ゼムクリップを使ってほじくりだして何とか通せました。紐を結ぶのも苦戦しましたが、なれれば皆さんスムーズにいったようです。全員が腕輪念珠を完成させることが出来、楽しい時間となりました。

 

 6/10(土)はおみがき・境内清掃、6/26(月)は静岡西組仏婦結成30周年記念大会(締め切りました)、7/2(日)は盂蘭盆会がございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2023年

4月

28日

本山団体参拝

 京都西本願寺で親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要が行われ、妙生寺から8名で日帰り参拝いたしました。

 午前中は京都国立博物館で開催中の親鸞聖人展見学と三十三間堂拝観、午後に慶讃法要参拝と国宝の西本願寺書院・飛雲閣を拝観しました。

 コロナは落ち着きを見せつつありますので、マスク着用でしたが人数制限はなく、全国各地よりたくさんの方がお参りのご様子でした。

 交流も深まり楽しい参拝旅行となりました。ご参加の皆様ありがとうございました。

 

5/19(金)は仏教婦人会行事の腕輪念珠作りを行います。参加ご希望の方はご連絡ください。

 

 

 

2023年

3月

21日

春季彼岸会

 本日の春季彼岸会は33名の方がお参りくださいました。コロナも落ち着いてきた様子ですので、今回から午後のみのご法座に戻し、ご参拝のみなさまはお互いに顔を合わせ、にぎやかで和やかな雰囲気でした。

 阿弥陀さまの救いというのは、十方衆生、すべてのものをもらさず救うという救いです。すべてのものを救うから私も含まれるだろうということではなく、私一人を救うためにお出ましくださったのが阿弥陀さまであると親鸞聖人はお受け止めになられました。

 阿弥陀さまが、私を念仏申す身に育ててくださり、お浄土へ迎えとってくださいます。一から十まですべて阿弥陀さまのおはたらきによるのです。

 阿弥陀さまのはたらいていないお念仏はありません。阿弥陀さまは私の体を通じて声の仏さまとなって、耳に聞こえる仏さまとなってご一緒くださいます。

 

 今日の午前中は、野球のWBC準決勝、日本対メキシコの熱戦が繰り広げられ、午前中のお墓参りはいつもより極端に少なかったですが、試合後、皆さんお参りくださった様子でした。

 

 5月19日(金)は仏教婦人会腕輪念珠作りです。ご参加ご希望の方はお申込みください。

 

 

 

 

2023年

3月

15日

境内清掃

 本日の境内清掃は4名の方がご参加くださいました。お墓の通路と、参道のはがれた小石や、両脇の草を取っていただきました。草も徐々に元気になってきていますので、これから本格的な草取りシーズンが始まりそうです。

 東京では昨日3月14日に桜(ソメイヨシノ)の開花宣言がありました。史上最速タイ記録とのことです。

 清水もずいぶん暖かくなりましたが、風が冷たい日もあります。最近、本堂の灯油ストーブの灯油が無くなったので、買い足すか、もう今シーズンは買わないでおくか迷いましたが、結局18リットルだけ買いました。使い切れるかどうでしょうか。

 

 3月21日(火・祝)13時半より春季彼岸会がございます。どうぞお参りください。

 

 

 

 

 

2023年

1月

01日

元旦会 がんたんえ

 あけましておめでとうございます。皆さんはどのようなお気持ちでお寺にお参りでしょうか。

 浄土真宗では、自分の願いを仏さまの力に頼って満たそうとすることはいたしません。

 阿弥陀さまという仏さまによって救われ、仏さま(煩悩が消された状態)にならせていただくという教えなのに、阿弥陀さまが人間の煩悩を満たそうとされるはずがありません。

「仏号むねと修すれども 現世をいのる行者をば これも雑修となづけてぞ 千中無一ときらわるる」という親鸞聖人のお言葉がございます。

 たとえ念仏していたとしても、自分の願いを満たそうと念仏するものは、千人に一人も仏になれる者はいないという意味になります。

 私たちはそれぞれに悩みを抱えて生きています。たとえ周りからみたら幸せそうであっても、その方は様々な悩みを抱えていることでしょう。

 他人の気持ちを知ることも、寄り添うことも、私たちには出来ません。自分では寄り添っているつもりでも、相手にとっては不快に感じるかもしれないからです。

 阿弥陀さまという仏さまは、私たちのすべてを知り尽くし、共に生きてくださる仏さまと聞かせていただいています。新年にあたって、あらためて阿弥陀さまとご一緒の人生を味わわせていただきましょう。

 

 

 3月15日(水)13時半から境内清掃がございます。ご都合が付きましたらご参加ご協力お願い申し上げます。

 

 

 

 

 

 

2022年

11月

23日

第4回お寺でコンサート

 本日は仏教婦人会による「第4回お寺でコンサート」を行い、二胡奏者の鈴木裕子さんにお越しいただきました。

 

 テレビCMで流れている「空へ」(鈴木裕子さん作曲)から始まり、秋の曲、海外の曲、日本の曲などさまざな曲を演奏してくださいました。

 演奏と演奏の間のお話も興味深く、私(住職)が印象に残ったお話は、鈴木さんが、中国のお師匠さんに、日本に帰ってからの活動の相談をされた際、そのお師匠さんから「日本の曲を演奏してください」というお言葉をいただかれたそうです。「中国の曲を広めてください」ではなく、その国、その場所に馴染みのある、愛されている曲を演奏してくださいとのことでした。

 信頼するあなたに任せましたよ、というお気持ちだったのでしょうか。現在のご活躍をそのお師匠さんはとても喜んでいらっしゃるだろうなと感じました。

 アンコールでは「賽馬」を演奏してくださり、躍動感あふれる演奏が印象的でした。今日一日、本堂が素敵な空間となりました。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

2022年

10月

23日

報恩講

 本日の報恩講、御講師は三重県の加藤学先生にお話しいただき、午前16名、午後14名の方がお参りくださいました。

 報恩講の報恩という言葉は「恩に報いる」の他に「恩を報(し)らせる、恩を報(し)る」という読み方も出来ます。

 みんながいがみ合って争って生きるのと、みんなが助け合って仲良く生きるの、どちらかを選べるとなったら、すべての人がみんなが助け合って仲良く生きたいと思うと思います。

 それはロシアやウクライナで質問しても、そう答えるでしょう。しかし現実はお互いを傷つけあっているのではないでしょうか。平和を望みながらそうできない、もちろん1人1人が精一杯努力していかなければならないですが、思い通りにならないのが現実です。

 心も体も思うようにいきませんし、自分のことでさえ見捨ててしまうかもしれません。そう思ってしまうこの私に、阿弥陀さまだけは決して見捨てず、南無阿弥陀仏となって届いてくださって、私のいのちに響いてくださるのです。

 重力や引力がはたらいているように、阿弥陀さまは今日、このお寺の本堂に私を引っ張ってくださっているから皆さんがここにいらっしゃるのです。

 手を合せているのはなぜか、お念仏しようと思えたのはなぜか、お念仏しているのはなぜか、それは阿弥陀さまのお力がはたらいているからなのです。

 もしこのことを今日受け入れることが出来なくても、お寺さんはこのようなお話しをしてくださいますので、いつか受け入れる縁がととのい、頷いてくださるようになればと思います。

 

 

 

 

 

2022年

10月

18日

境内清掃

 本日の境内清掃は8名の方がご参加くださいました。昨日行なう予定でしたが、雨だったので順延しました。

本日も小雨が時々降る不安定なお天気でしたが、様子を見ながら行ない、休憩時間は、先日の台風による浸水断水についての話題になりました。

「どこどこの地域は胸くらいまで浸水した」「うちのあたりは葵区のほうから水を引いているので、断水はなかった」「桶に雨水を貯めていた」「水は重くて運ぶのが大変」「トイレは猫のトイレが良いという情報を聞き、使ったら便利だった」など色々聞けました。

 

 10/23㈰は報恩講です。御講師は三重県の加藤学先生にお越しいただきます。どうぞ皆様お参りください。

 

 

 

 

 

 

2022年

9月

30日

断水が徐々に復旧しています

 清水区の大規模な断水から一週間が経ち、徐々に復旧している様子です。依然として断水されている地域の皆様、浸水被害や道路崩落被害に遭われた皆様に御見舞い申し上げます。また、復旧作業を行なっておられる方々に御礼申し上げます。 

 

 妙生寺周辺では、9/29(断水から6日目)より生活用水が復旧し、本日9/30より飲用可能な水道水の供給が始まったとのことです。

 妙生寺には、多くはございませんが、ペットボトル飲料水の備蓄がございます。飲料水でお困りの方がいらっしゃいましたら、お知らせください。水を運ぶのは大変ですので、お届けに上がります。

 飲料水をご提供くださった皆様ありがとうございました。

  

 なお、ご門徒の皆様の中で、浸水被害に遭われた御家庭がいらっしゃるとお聞きしております。微力ながら何かお手伝いさせていただきますので、ご一報いただければ有り難く存じます。

 

追記:10/6に和田島ブロックも配水が開始され飲用可能となり、一時6万3千戸で発生した大規模な断水はすべて解消したとのことです。

 

 

 

 

2022年

9月

25日

断水が続いています

 先日の台風15号の影響により、被害に遭われた皆様に御見舞い申し上げます。

 この台風の影響により、清水区内の多くの場所で、9/24㈯の昼頃より断水しております。

 妙生寺でも9/25㈰朝の時点で断水が続いておりますので、お墓参りで使用する水、並びにトイレの使用が出来ません。

 ご不便をお掛けしますがご理解ご協力お願い申し上げます。

 

 ※9/26の静岡新聞朝刊1面記事を追加

 

 

 

 

 

 

2022年

9月

23日

秋季彼岸会

 本日は秋季彼岸会法要を行ない、午前13名、午後13名、計26名がお参りくださいました。

 本日は、物事は見方によって、見え方が変わるという話を中心に、仏説観無量寿経のお話しをさせていただきました。

 この観経は、お城で起こった悲劇の物語から、お念仏による救いが説かれたお経ですが、どのような目線、立場で見るかによって受け止め方が変わってきます。

 観経は、「息慮凝心(そくりょぎょうしん・・・おもんぱかりをやめて心を凝らす)」の定善の教えが説かれ、次に、定善が出来ない者のために「廃悪修善(はいあくしゅぜん・・・悪を廃し善を修める)」の散善が説かれていますが、善導大師は、「お念仏がこのお経の要である」と真意を見抜かれました。

 私たちは、聞けばわかる、やれば出来ると思い込んでいますが、仏に成るということは、そんな次元のことではなく、阿弥陀さまによるお念仏の救いでしか救いは成り立たないということをお示しくださっています。

 

 10月23日㈰は御講師の先生にお越しいただき、報恩講法要がございます。1年で最も大切にする法要です。皆様どうぞお参りください。

 

 

 

 

 

2022年

9月

16日

境内清掃

 本日の境内清掃は6名がご参加くださいました。朝晩は少し涼しくなりましたが、日中はまだまだ暑く、今日も暑かったです。

 境内は芝生を中心に綺麗にしていただき、本堂内は普段やらないところもお掃除していただきました、ありがとうございました。

 明日から台風の影響があるようですが、9/23㈮は秋のお彼岸お中日のお勤めがございます。どうぞお参りください。

 

 

 

 

 

2022年

9月

04日

お寺のオンライン学校2022

 本日は、静岡県・山梨県・神奈川県の浄土真宗本願寺派のお寺のグループで「お寺のオンライン学校2022」を行い、子ども、スタッフ会わせて約120名が参加し、妙生寺からは住職がスタッフとして参加しました。

 新型コロナの影響で、オンラインでは2回目の開催です。6つの会場をzoomで繋いで、お参りやゲームを行ないました。

 今回のテーマは「『わ』あいてをおもうこころ」と題し、共命鳥(ぐみょうちょう)のお話しなども聞かせていただきました。共命鳥は、1つの身体に2つの頭を持つ鳥です。考え方違っても、そのいのちは繋がっているということを示すために、鳥に姿を変えられた仏さまの教えを表しています。

 約2時間半、子ども達は楽しそうに参加していました。

 

 

 

 

 

2022年

9月

01日

第十五世坊守 通夜葬儀について

妙生寺第十五世坊守清水静江が令和4年8月31日往生の素懐を遂げました

皆様には生前中ひとかたならぬ御交誼賜りましたこと、ここに謹んで御礼申し上げます

つきましては、通夜葬儀を下記の通り執り行いますのでお知らせいたします

 

 日時 通夜 92日(金)午後6時~午後7時(お焼香のみのご案内)

通夜勤行ならびに葬儀は近親者のみで行ないます
 場所 妙生寺 

 

恐れ入りますが、駐車場がございませんので、ご弔問ご会葬の方は公共の交通機関又は近隣の有料駐車場をご利用いただきますようご案内申し上げます

 

 

 

 

 

2022年

7月

10日

盂蘭盆会 うらぼんえ

 本日の盂蘭盆会は、伊東市の遠山泰範師にお取り次ぎいただき、午前24名、午後12名の方がお参りくださいました。

 

 浄土真宗ではお盆の期間だけ亡き人がかえって来てくださるとは考えません。いつでもどこでも仏さまは私にご一緒くださいます。

 では、何故浄土真宗でもお盆のお参りをするのか。それは色々なものを抱えて生きている私たちですので、いつも仏さまのことを考える事は出来ません。ですので、日を決めていつもご一緒くださる仏さまに思いを向けていくご縁が私たちのお盆のお参りです。

 あるお寺さんが「亡き母はいったいどこにいるのですか?」と質問を受けました。「阿弥陀さまによって救われてお浄土に生まれ、仏さまとなって還ってきますよ」という答えの他に、「大切なお母さんがどこにいるのか、どうかその問いを生涯大切に持ち続けてください。今日ここにお集まりの皆様はお母さんのために集まってくださいました。皆さんがお母さんのことを思いお集まりくださったということは、今お母さんはここにおられます」と答えられたそうです。

 亡き母がどこにいるのか。その問いは、私が命終えた後どうなるのかという問いに繋がります。そのような問いを起こさせたのは誰か、それは亡き母です。亡き母からの「あなたも命終えた後、私のように救われいく世界があるというみ教えに出合ってくださいね」と、命終えた今も、残された息子さんに対して、今ここでおはたらき続けてくださっておられるのです。

 

 

 9月は境内清掃と秋季彼岸会がございます。詳細は、後日このホームページでご案内いたします。

 

 

 

 

 

2022年

7月

01日

おみがき

 本日は境内清掃の予定でしたが、ここ数日、30度を超える気温が続いているため、境内清掃は行なわず、本堂でおみがきを行ない、10名がご参加くださいました。

 今年は例年にない梅雨の短さで、気象庁によると、静岡県を含む東海地方が6/14に梅雨入りし、6/27に梅雨明けしたと発表され、記録上最も期間が短かったとのことでした。

  外は暑かったですが、本堂内は、一昨年エアコンを設置しましたので、快適におみがきが出来ました。

 

 7/10(日)は盂蘭盆会を行い、御講師の先生に御法話をいただきます。事前申込制となっておりますので、ご参拝いただける方はご連絡ください。

 

 

 

 

 

2022年

6月

08日

静岡西組仏婦総会研修会

 本日は静岡西組仏婦総会研修会がzoomにて行なわれ、妙生寺からは9名が参加しました。

 研修会は、親鸞聖人の妻である恵信尼様のお手紙について、常願寺副住職様にお話しいただきました。恵信尼様が娘の覚信尼様とやりとりされたお手紙等が1921年に本願寺の蔵から発見され、このお手紙が発見されることによって、当時の親鸞聖人のご様子がわかり、貴重な資料となりました。

 

 そのお手紙の一部を紹介させていただきますと、昔、親鸞聖人は越後から関東に行かれた時、自然災害に苦しむ人々を救おうとして、浄土三部経を千部読誦しようと思われました。たくさんお経を読むことによって、阿弥陀さまの救いを得ようとされたのです。

 しかし、考えを改められます。法然聖人から教わったお念仏の教えは、お経を読むことを自分の手柄にして救っていただくのではなく、阿弥陀さまが南無阿弥陀仏のお念仏となって、この私を救ってくださるのだという他力の教えによって救われるのだと思い返され、千部読誦を中止されたのです。

 自分側の手柄によって救われるのではない、ということを改めて気づかれた具体的な内容ですね。

 

 7/1(金)は9時から境内清掃、7/10(日)は午前午後の二部制で盂蘭盆会がございます。どうぞ皆様お参りください。

 

 

 

 

 

2022年

5月

28日

仏婦行事「自分史~人生を振り返って~」

 本日の仏教婦人会行事「自分史~人生を振り返って~」は7名の方がご参加くださいました。

 いくつか項目を設けて、書きやすいところから書いていただく形にし、2時間で人生を振り返るきっかけを作っていただきました。

 3年前も行いまして、私はその時の紙に追加して書いていきましたが、気持ちや状況も変わっていますね。お世話になった方、当時遊んだ友人をあらためて思い出しました。

 今日の自分史をきっかけに、思い出を記録に残したり、生きがいを取したり、家族に伝えたいことを記録したり、長年かけて書き記していけたらと思います。

 

 次回の行事は6/8(水)静岡西組仏婦総会研修会です。申込は締切りましたので、ご参加の連絡をくださった皆様は、開始時刻前に妙生寺にお集まりください。

 

 

 

 

 

2022年

3月

21日

春季彼岸会

 本日の春季彼岸会は午前午後の二部制で行ない、14名、11名の方がご参拝くださいました。

 浄土真宗の教えというのは、「阿弥陀さまによって救われる」という教えです。阿弥陀さまは南無阿弥陀仏というお念仏になり、私に至り届いてくださり、私に入り満ち、私に響き渡ってくださいます。

 南無阿弥陀仏という言葉は、単なる言葉ではありません。言葉というのは、物の名前を示したり、コミュニケーションの道具だったり、目的を果たすための手段だったりします。

 日常の言葉は、言葉とそれを指す中身が違うものですが、言葉にはもっと深い領域があります。

 それは、言葉とそのものとが根源的にひとつであるような、そういう言葉です。言葉を離れることが出来ない私に向かって、阿弥陀さまが南無阿弥陀仏という言葉となって、私に入り満ちてくださっているのです。南無阿弥陀仏は私の言葉ではなく、私を目覚めさせる仏さまの言葉なのです。このことを理解しようとしないと、単なる無意味な言葉になってしまいます。(元教学研究所長 大峯顯先生の本を参照)

 

 次回行事は、5/28(土)に仏教婦人会「自分史~人生を振り返って~」がございます。ご参加くださる方はお申し込みください。

 

 写真は、去年妙生寺を彩ってくれたコキアで作ったホウキです。来月は芝桜が見頃となりますので、お墓参りのついでにどうぞご覧ください。

 

 

 

 

 

2022年

3月

15日

境内清掃

 今日の境内清掃は11名の方がご参加くださいました。気温は、昨日に続き25度に達し、一気に夏に近づいたような暖かさでした。

 住職の最近のお気に入りの草抜き道具、立ったまま草抜きできる「クルポン」をみなさんにもお使いいただいたりして、掃除しました。掃除道具も探せば色々ありますね。

 ご参加くださった皆様、ありがとうございました。

 

 3/21(月・祝)は春季彼岸会がございます。まだコロナ禍ということもございますので、ご参拝いただける方は事前にご連絡ください。

 

 

 

 

 

 

2022年

1月

01日

元旦会

 あけましておめでとうございます。本日の元旦会は7名の方がお参りくださり、「お正月にやってはいけないこと」というインターネット記事が目に付きましたので、このことに触れてお話させていただきました。

 福を追い出すことになるから掃除をしてはいけない、あく(灰汁と悪という漢字との語呂合わせ)が出るから煮炊きをしてはいけない、良縁を切ることになるから刃物を使ってはいけない・・・など色々あるのですね。

 浄土真宗では、このような事は気になさらないでください。「料理や掃除をせずにゆっくりとしたお正月を過ごすために、これらのことはやらない」という意味合いで控えるなら、良いかもしれません。

 家のことを毎日してくださっている皆様、ありがとうございます。またお正月からお仕事の皆様もお疲れさまです。

 お正月休み期間、本堂では、QRコードを読み込んでLINEで行う「謎解き」を掲示しております。これは浄土真宗本願寺派子ども・若者ご縁づくり推進室が企画したものです。どうぞみなさんやってみてください。その前に、本堂の御本尊さまへのお参りも忘れずに。

 

 3/15(火)には境内清掃、3/21(月祝)は春季彼岸会を行う予定でおります。詳細は、3月にお配りする妙生寺だよりやHP、境内掲示板をご覧ください。

 

 

 

 

 

2021年

12月

26日

お寺のオンライン学校

 南ブロック(静岡県、神奈川県、山梨県の3県の浄土真宗本願寺派寺院の集まり)による子ども行事、「お寺のオンライン学校」が行われ、住職がスタッフとして参加いたしました。子ども・スタッフ全体で102名の参加でした。

 ZOOMで6会場を繋ぎ、「時間も場所も越えて私たちは繋がっているんだよ」という内容のテーマで、仏さまの話やゲームをして盛り上がりました。

 本来は毎年夏に集まり、山や海の近くなどで寝泊まりして過ごすのですが、コロナ禍のため、去年は中止。今年は延期を経て、今回ようやく実現した感じです。来年はどうなるか現時点ではわかりませんが、開催される場合はみなさんにご案内いたします。

 

 来月は1月1日(土・祝)13時半より元旦会を行います。どうぞお参りください。

 

 

 

 

 

2021年

11月

20日

第3回お寺でコンサート

 本日の仏教婦人会「第3回お寺でコンサート」は、コロナ感染予防のため定員を設け、32名の方がお越しくださいました。

 演奏は電子ピアノ、パーカッション、マリンバの3名「すふも」の皆さんでした。

 曲は、道化師のギャロップ、枯葉、

My Favorite Things、レインダンス(マリンバソロ)、見上げてごらん夜の星をなど18曲と、アンコール1曲、そして恩徳讃を演奏してくださいました。

心踊る曲や懐かしの昭和の名曲等バリエーションに溢れる素敵な演奏でした。

 コロナ禍でなかなか生演奏が聴けない中、素敵な演奏が聴けて、皆さん大変喜ばれていました。楽器の紹介もしてくださり、興味深かったです。

「すふも」の皆さん、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

2021年

10月

31日

報恩講法要

 本日の報恩講法要は、新型コロナ対策で午前午後の二部制で行い、17名、12名の方がお参りくださいました。御法話は千葉県の柏倉学法師にお取り次ぎいただきました。御法話の一部を紹介させていただきます。

 浄土真宗の教えというのは、阿弥陀さまが私を救ってくださるというお慈悲を聞かせていただく教えです。私が何かをしたら救ってくれるという教えではありません。阿弥陀さまは私に条件をつけず、そのまま救うとおっしゃってくださっておられます。その仏さまとご一緒の人生を歩ませていただく教えです。

 報恩講の恩という字は、「今の私があるということを知らされる心」というインドの言葉を語源とします。「雨晴れて傘忘るる」という言葉があります。雨の時はあれだけ傘に世話になったのに、晴れてきたら持ってきたことも忘れる私たちです。

 阿弥陀さまのお心を聞くというのは、親心を聞くということに似ていると思います。母が苦労して一生懸命働いているのは何故か、それは私を育てるためです。そのご苦労を知ったら、これからは精一杯、母を大事にしたい、出来る限りの親孝行をさせてもらいたいと思うようになります。

 親孝行はしなければならないものか、そうではありません。義務ではなく、せずにはいられないものです。親がどんな思いで、どんな姿で自分を育ててくれたのか。それを聞いたら親孝行せずにはおれないのです。人に言われてやることではないのです。

 南無阿弥陀仏というお念仏は、この私を救わずにはおれないという阿弥陀さまのご苦労の結晶です。そのご苦労を聞かせていただくと御礼をせずにはおれません。その御礼が南無阿弥陀仏なのです。

 

 来月11月20日(土)は13時半より仏教婦人会主催「第3回お寺でコンサート」がございます。要事前申込です。ご希望の方はご連絡ください。

 

 

 

 

 

2021年

10月

22日

おみがき&境内清掃

 本日のおみがき&境内清掃は10名の方がお越しくださいました。今回も、初めてご参加の方がお越しくださり嬉しかったです。

 朝から不安定なお天気で、途中小雨が降りましたので境内清掃は途中で切り上げましたが、おおむね作業が出来ました。おみがきもみなさん慣れた手つきで行ってくださりきれいになりました。

 また、「当日参加出来ませんので・・・」と前日に差し入れのお菓子をお持ちくださった方もいらっしゃり、皆さんでおいしくいただきました、ありがとうございました。

 

 10/31(日)は、浄土真宗門徒にとって一番大切な法要、報恩講法要がございます[二部制・要事前申込]。どうぞ皆様お参りください。

 

 

 

 

 

2021年

10月

12日

10月の予定

 8/20から9/30まで静岡県内にも緊急事態宣言が発令されていましたが、この度解除されましたので、 10月は予定通り法要行事を行います。

 

・10/22(金)13:30より

 おみがき&境内清掃[雨天の場合10/25(月)]

 

・10/31(日)10:30並びに13:30より

 報恩講法要[二部制 要事前申込]

 御講師 柏倉学法師(千葉県)

 

 お参りの際は、マスクを着用するなど、感染予防対策をしてご来寺ください。緊急事態宣言が発令されるなどで中止にする場合もございますので、ホームページや境内掲示板でご確認くださいますようお願い申し上げます。境内のコキアが色づき始めました。

 

 

 

 

2021年

9月

10日

行事中止のお知らせ

静岡県の新型コロナ緊急事態宣言の延長により、9月15日(水)境内清掃と9月23日(木・祝)秋季彼岸会を中止とさせていただきます。

 

 

 

 

2021年

7月

04日

盂蘭盆会 うらぼんえ

 本日の盂蘭盆会は、新型コロナ対策で午前午後の二部制で行い、それぞれ17名、13名の方がお参りくださいました。

 御講師は兵庫県の八木顕宣師でした。御法話の一部をご紹介させていただきます。

 人間死んだらおしまい、終わりだ、という考えの方が、最近は多くなっているのかもしれません。

 あるお寺で聞いた話では、夫のお骨を抱えてお参りしてくださいと来られた奥さんと娘さんでしたが、帰り際、「父のお骨は宅配便で送れば良い」と娘さんが言ったそうです。父の葬儀も行わず、様々なご事情がおありでしょうが、娘さんにとってはお骨はモノでしかなかったのかもしれません。

 お骨から亡くなった方のいのちを感じ、亡き人からの「あなたもこうなるんだよ(いのち終えなければならないんだよ)」「どこに立って、どこに向かって生きていますか」というメッセージを受け止めることが大切なことではないでしょうか。

 死んだら終わりという人生には、死にゆくいのちでしかありません。浄土真宗では往生といい、お浄土に往き仏に生まれるいのちでありましたということを聞かせていただきます。そのことを今聞いて、お念仏を申すからこそ開かれていくいのちの世界観なのです。

 死んだら終わりといういのちではなく、この我が命が迎えられていく、そのような場所が用意されているんだということを、親鸞聖人は喜んでいかれたのではないかと思われます。

 死んで終わっていくようないのちではなく、生まれていける世界が他の誰でもない、この私に用意されていたことをお喜びになられたのではないでしょうか。

 それは親鸞聖人だけでなく、私たちも一緒です。死んだらおしまいではなく、生まれさせていだたくいのちをいただいているのです。

 

 

 

 

 

2021年

6月

30日

境内清掃

 今年は静岡県を含む東海地方の梅雨入りがずいぶん早かったですが(5月16日頃梅雨入り、統計開始以降2番目の早さで、平年より21日早い)、最近は晴れ間が続いていましたね。今日あたりからようやく梅雨らしい天気になりそうです。

 さて、本日の境内清掃には、9名の方がご参加くださいました。小雨が降っていた時間帯もあったので、はじめに本堂の窓や椅子を拭いていただき、その後境内清掃を行いました。手すりのネジが少し緩んでいることを見つけてくださった方もいらっしゃいました。自分では気づかないこともあるので、色々と教えてくださりありがたいことです。ご参加の皆様、ありがとうございました。

 

 7/4(日)には盂蘭盆会がございます。新型コロナ対策で、午前午後に分散して事前予約制で行います。参拝ご希望の方はご連絡ください。

 

 

 

 

 

2021年

5月

28日

書いて味わう讃仏偈・重誓偈

 本日の妙生寺仏教婦人会行事「書いて味わう讃仏偈・重誓偈」に10名の方がご参加くださいました。

 コロナ禍ですので、行事を行うか中止にするか、毎度悩むところです。今回は、ほぼ無言で書く行事ですので不安は少ない行事だと思いましたが、換気や消毒、検温等きちんと行いました。

 浄土真宗でお経を書き写す(写経)ということは、書くことによって徳が上がるとか、願いが叶うとか、亡き人の供養になるという考え方はいたしません。「書いて味わう」というテキストのタイトル通り、書くことによってお経の味わいを深めるというものです。ご参加の皆さんからは、最近パソコンを使うことが多かったり、そもそも字を書く機会が少なくなったから、久しぶりに字を書いたという感想をいただきました。

 今回ご参加の方で、コロナワクチンの一回目を受けましたという方もいらっしゃいました。早く世の中にワクチンが行き渡り、収束が見えてくると良いなと思うばかりです。

 

 6月30日(水)午前9時から境内清掃、7月4日(日)は午前・午後の二部制(要申込)で盂蘭盆会がございます。

 

 

 

 

 

2021年

3月

20日

春季彼岸会

 本日の春季彼岸会は、新型コロナ感染予防のため午前と午後の二部制で行い、それぞれ15名、9名の方がご参拝くださいました。

 お浄土は本当にあるのか、仏さまは本当にいらっしゃるのかについてお取り次ぎをさせていただきました。

 お浄土はあるなしを探し求めるのではなく、お浄土や仏さまをどのように受け止めるか、その存在が私にとってどのような意味をなすのか、それを聞かせていただくことが大切です。

 おさとりの世界というのは、私に認識できるものではありません。あるなしを必死になって探しても、探すことは出来ないのです。そうではなく、仏さまという存在が、私にとってどのような意味をなすのか、それを聞かせていただくのです。

 自分の力では救われないこの私を、何とかして救おうと願い続けてくださっているのが阿弥陀さまです。阿弥陀さまが一生懸命になってこの私を何とかして救おうと、お念仏となって届いてくださっております。そのご恩を思い、お念仏の日暮らしをさせていただくことが私たちの歩む道となります。

 

 5/28(金)は仏婦行事の「書いて味わう讃仏偈・重誓偈」を行います。仏婦会員の方で、参加ご希望の方は定員がございますので、事前にご連絡ください。

 

 

 

 

 

 

2021年

3月

15日

おみがき&境内清掃

 本日のおみがき&境内清掃は10名の方がご参加くださいました。晴れて気温も高く、気持ちの良い天気になりました。

 久しぶりのおみがきで、しばらくお手入れをしていなかった仏具でしたが、明るく輝きました。また、これから春になるに向けて、芝生のエアレーション、目土入れ等も行い、これから青々とした芝生になっていくのが楽しみです。

 

3/20(土)は春季彼岸会です。新型コロナ対策で事前予約制とさせていただきますので、ご参拝くださる方はご連絡ください。

 

 

 

 

 

 

2021年

3月

01日

半年ぶりのブログ更新です

 お久しぶりです。しばらくの間、新型コロナ感染予防のため、皆様にご参拝を呼びかけるような行事を自粛しておりましたが、この3月より、対策をしつつ、再開することにいたしました。

 

(昨年の春季彼岸会、盂蘭盆会、報恩講、秋季彼岸会、今年の元旦会はお勤めだけいたしました)

 

3/12(金)13時半より「おみがき・境内清掃」がございます。ご都合がつきましたら、ご参加いただけると嬉しいです。

 

 ※(3/12更新)本日、天気予報では午後雨天のため、3/15(月)に延期いたします。

 

 

 

 

 

2020年

9月

01日

今後の行事について

 新型コロナの影響で、今年の9月から来年2月までの行事をすべて自粛させていただくことにいたしました。今は我慢の時だと思います。集まりはありませんが、個別に御来寺いただいたり、御法事は通常通り行っておりますので、マスクを着用するなど、対策を行っていただき、お気軽にお寺にお越しください。

  

「不安や恐れは、人と人との間で伝染します。なおかつ見えないウイルスが相手ですので、私たちは見える敵を作り出そうとします。そして特定の対象を見える敵とし、嫌悪の心を生み、偏見・差別することで自分だけの安心感を得ようとするのです。その安心感は本当に確かなものなのだろうか。自分自身の普段の行動を振り返りながら、考えていく必要があるように思います」(浄土真宗本願寺派 宗報 令和2年8月号より抜粋)

 

 私たちは安心したい生き物です。しかし、他人を責めることで本当の安心は得られるでしょうか。私たちに出来ることはもっとあるはずです。辛いときに寄り添い、元気になったら一歩踏み出せるよう背中を押す、そんな人間関係を築きたいものです。

 

 

 

 

 

 

 

2020年

6月

12日

夏季行事について

 新型コロナウィルス感染症の影響のため、7月12日(日)に予定しておりました盂蘭盆会を含む8月末までの行事を、すべて中止とさせていただきます。

 なお、各ご家庭の御法事やお盆参り、お墓参り、お盆の御挨拶等、お寺への出入りは通常通り行なうことができます。

 

 新型コロナでお亡くなりになられた皆様に、謹んで哀悼の意を表します。そして、懸命に治療にあたっておられます医療関係者の皆様には敬意を表します。

 私たちに出来ることというのは、新型コロナ終息祈願ではございません。手洗い、マスクの着用、三密(密閉、密集、密接)を避け、うつらない、うつさないことです。1人1人が出来ることを行なっていきましょう。

 

 

 

 

 

2020年

4月

04日

お知らせ

 新型コロナウィルス感染症の影響で、6月末までのすべての行事ならびに、8月19日~20日に予定しておりました、南ブロックお寺の林間学校を中止とさせていただきます。

 なお、既にご連絡いただきました御法事は通常通り行ないますが、延期や中止をされるご家庭はご連絡ください。

 

 不安な毎日が続きますが、どうぞ皆様お気を付けてお過ごしください。

 

 

 

 

2020年

3月

20日

春季彼岸会

 本日の春季彼岸会は、新型コロナウィルス感染症の影響で寺族だけでお勤めし、御法話は無しとしました。それでも5名の方が本堂にお入りくださり、ご一緒にお参りいたしました。

 新型コロナウィルス感染症の死者は、本日、世界全体で1万人を越えたそうです。

 いつ命終えても大丈夫、どのような境遇にあろうとも生きていて大丈夫の み教えをいただいている私たちですが、なかなかそうは思えないかもしれません。そのような私たちですが、阿弥陀さまはどのような状態であっても「大丈夫だよ、そのままでいいんだよ」と温かく抱き取ってくださいます。

 亡き人がいらっしゃる彼岸というおさとりの世界、お浄土の世界を思う時、深いいのちの繋がりを感じ、私たちの生き方を問わずにはいられません。

 「亡き人を案ずるあなたが、亡き人から案じられている」(廣瀬 杲先生)という言葉があります。

 私が亡き人の心配をするのではなく、亡き人が私を心配してくださっているのです。どんなことがあっても、あなたは一人ではないんですよ、仏となった私が共に生きますよ、お念仏を大切にしてくださいよ、お浄土に生まれる人生を歩んでくださいよ、と願われている私たちなのです。

 

 

 

 

 

2020年

3月

04日

3月の行事について

 

 新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の影響を鑑みて、3/12(木)境内清掃ならびに3/20(金)春季彼岸会は中止とさせていただきます。春季彼岸会は、寺族のみで勤修させていただきます。

  なお、ご法事の方は、予定通り行なわせていただきますが、延期や中止にされる場合は ご連絡ください。

 

 

 

 

 

2020年

1月

21日

仏教婦人会総会・新年会

 本日の妙生寺仏教婦人会総会・新年会は14名がご参加くださいました。

 新年会は、会長さんが古典落語「松山鏡」を朗読、そしてクロマハープを演奏してくださいました。楽器を実際に触らせてくださり、演奏に合わせてみんなで歌いました。その後はチームを分けてゲームの対抗戦を行い、頭や身体を使って交流を深め、楽しい一日となりました。

 お寺では、仏法聴聞も大切ですが、このような交流を深める行事も、とても大切ですね。不思議なご縁で同じ地域、同じ時代を生きている私たちです。ご縁が重なり本堂に集まり、ここにいるすべての方々に阿弥陀さまのお慈悲が届けられていると思うと、有り難いことです。

 

 2月16日(日)は13時半から念珠編み教室、3月3日(火)は築地本願寺様で東京教区仏教婦人会一日研修会がございます。いずれも要申込です。参加ご希望の方は、期限までにお申し込みください。

 

 

 

 

 

2020年

1月

01日

元旦会

 明けましておめでとうございます。本日の元旦会には10名の方がお越しくださいました。

 生きていく上で、自分の思い通りにいかないことはたくさんあります。「本当ならもっとうまくいくはずだったのに」「こんなはずじゃなかったのに」と思うこともあるでしょう。差別やいじめ、パワハラや理不尽な要求には声をあげ、一人で抱え込まず、解決するように進まなければなりませんが、人間が生きていく上で避けて通れないこともあります。お釈迦様は「人生は苦なり」とおっしゃられました。どうにか出来ることにはどうにかする正しい努力をし、どうにも出来ないことは、「まぁこんなものか」と受け入れ、サラッと考えることが出来たら良いですね。どうにも出来ないことをどうにかしようとするから苦しむのです。仏さまのような智慧の眼を持つことは出来ませんが、智慧のおはたらきに照らされている私たちです。御恩を思い、お念仏の生活を送りましょう。

 

 1月21日(火)11時半より、妙生寺仏教婦人会総会、新年会がございます。会員の方でご出席くださる方は、〆切までにご連絡ください。

 

 

 

 

 

2019年

12月

15日

日曜学校

 今日の日曜学校は3人が参加してくれました。お話は無財の七施の話。自分がしてもらって嬉しいことを相手にすると、相手も喜ぶし、自分の喜びにも繋がります。笑顔で接する、荷物を持つ、やさしい言葉をかけるなど、自分が出来ることをしましょうねというお話をしました。

 おつとめ、お話の後は、焼き芋をしながら外で遊びました。さつま芋を洗い、キッチンペーパーと新聞紙で包んで濡らし、アルミホイルをしっかり巻いてストーブの上でひっくり返しながら1時間半。おいしく出来ました。外では鬼ごっこなどをして走り回って楽しい1日となりました。子どもの笑い声が響くお寺はいいですね。

 

 来月は1月1日(水・祝)13時半より元旦会、1月21日(火)11時半からは仏教婦人会総会新年会がございます。どうぞお参りください。

 

 

 

 

 

2019年

11月

06日

奈良・三重 団体参拝旅行

 11月5日~6日の1泊2日、団体参拝旅行に7名で行ってきました。今回は妙生寺初代住職にゆかりのある奈良県願行寺様と現住職の生まれ故郷三重県最勝寺様参拝を中心として企画しました。

 写真は大和八木駅近くの今井町です。NHKの朝ドラ「あさが来た」で撮影された場所です。他にもドラマやCMで使われた場所がいくつかあり、江戸時代の町並みが残る風景が広がっていました。その後近隣を観光し、願行寺様では坊守様に御案内いただきました。今からおよそ400年前に初代住職はこの地で得度をし、その後清水に来ましたが、どのような思いで過ごし、清水に来たのかを色々想像しながら参拝させていただきました。2日目の最勝寺様では報恩講に参拝し、御講師の御法話を御聴聞、その後お茶をいただきながらゆっくり過ごさせていただきました。

 旅行中は親睦も深まり、充実した2日間となりました。来年もこのような楽しい旅行が出来たら良いなと思います。ご参加のみなさまありがとうございました。

 

 

 

 

 

2019年

10月

27日

報恩講法要

 本日の報恩講は、横内教順師(東京)にお取り次ぎいただき、約40名の方がお参りくださいました。

 阿弥陀さまという仏さまはご存じです。何をご存じかというと、私たちが、いのち終えてお浄土へ往くということを聞いてもピントきていない、実感していないことをすでにご存じなのです。「お浄土を理解し、お浄土へ往きたいという心を起こしなさい、納得したならお浄土へ往けますよ」とはおっしゃっておられません。「この私阿弥陀如来が南無阿弥陀仏となってあなたの元へ至り届くから、そのことを聞いてくださいね」とおっしゃっておられます。わかろうとわかるまいと、有り難いと思うとも思わなくとも、あなたの元へ南無阿弥陀仏となって届いているんですよということを聞くのが浄土真宗のお聴聞の大切なところです。

 私たちは生まれたら死んでいくということは、知っています。しかし、理屈で割り切れない心の苦しみ悲しみを抱えながら生きています。科学や知識でこうしたら良いですよと言われても、それはわかっているけどそうは出来ない私がいます。仏さまは理屈や知識で私を指導するのではなく、あなたと共に生きますよ、懐かしいあの人とも会える世界が待っていますよと寄り添ってくださる仏さまなのです。

 

 12月15日(日)午後1時半より日曜学校(子ども向け行事)があります。

 

 

 

 

 

2019年

10月

20日

おみがき&境内清掃

 本日のおみがき&境内清掃は14名の方がお越しくださいました。いつもの作業の他に、今回は北側のフェンス下に芝桜を植えました。白色の花が咲くリトルドットが30株、ピンク色のダニエルクッションが50株の計80株です。芝桜にも色々種類がありますね。

 春には花を咲かせて参拝者のみなさん、道行くみなさんを楽しませてくれることでしょう。植え付けから2~3年でこんもりして見栄えがよくなるようですので、気長にお手入れしたいと思います。

 

10/27(日)13時半より浄土真宗で最も大切にする法要、報恩講がおつとまりになります。

御講師は横内教順師(東京)です。どうぞみなさまご参拝ください。

 

 

 

 

 

2019年

10月

05日

第2回お寺でコンサート

 本日の妙生寺仏教婦人会主催の「第2回お寺でコンサート」は、

 FOMALHAUT(フォーマルハウト)

 古庄由喜子さん【オカリナ】

 下山英二さん【ピアノ・シンセサイザー】

 にお越しいただき、約70名の方がご参加くださいました。

 曲目は、涙そうそう・時代・里の秋・紅葉・故郷・愛燦々・糸などの他、ご参加の皆さんに、受付時リクエスト曲を書いていただき、その曲を即興で演奏するということもしてくださいました。住職からは、数年前のNHK朝ドラ「こころ」のテーマソングの楽譜をお渡しし、急なお願い、そして初めてにもかかわらず素晴らしい演奏をしてくださいました。オカリナとシンセサイザーの素敵な音色が本堂に響きました。

 

 今月は、10月20日(日)13時半よりおみがき&境内清掃、27日(日)13時半より報恩講法要が行なわれます。

 

 

 

 

 

2019年

9月

28日

静岡西組 秋の合同研修会

 本日は静岡西組「秋の合同研修会」が行なわれ、組内9ヶ寺69名の方がご参加くださいました。

 今日は袋井市でラグビーワールドカップが行なわれ、電車や車が混み合っていたみたいですが、皆さん無事お参りくださいました。

 御法話は「お慈悲のこころを味わう」という講題で、東京の田原哲先生にお取り次ぎをいただきました。ご自身のお話やお聞きになられたお話では笑いに包まれ、称名念仏のお話、阿弥陀さまが届いてくださっておられるお話をいただきました。

 死ぬ時は私たちは苦しくてジタバタするかもしれません、しかし、安心してジタバタしなさいよと阿弥陀さまはおっしゃられます。死ぬ覚悟は出来なくても良いんですよ、いのち終わったらお浄土に生まれさせていただくのですから安心してくださいよと阿弥陀さまは常におはたらきくださいます。

 お彼岸が過ぎ、今日は曇りでしたが、暑い1日となりました。

 

 次回の妙生寺行事は、10/5(土)13:30より婦人会主催の「お寺でコンサート」がございます。

 

 

 

 

2019年

9月

23日

秋季彼岸会

 本日の秋季彼岸会は約40名の方がお参りくださいました。

 「小慈小悲もなき身にて 有情利益はおもふまじ 如来の願船いまさずは 苦海をいかでかわたるべき」という親鸞聖人の和讃がございます。

 「小さな慈悲さえも持ち合わせていない我が身だから、自分に人を救う力があるなどと思い上がってはならない、阿弥陀さまの大きな願いの船がなかったなら、私たちは迷いの世界からどのようにして彼岸へと渡ることができようか」と味わうことが出来ます。

 すぐ隣に悩んでいる人がいたらなんとかしてあげたいと思うのが人というものです。しかし思うようにしてあげられないのも私たちです。出来ることには限りがありますし、相手の意に添えるようなことはなかなか出来ないのです。相手と変わってあげることができないのです。

 そのような中、阿弥陀さまは、悩み苦しむ私をそのまま抱き取ってくださいます。私に「そんなことではダメだ、変わりなさい」と要求することなく、「そのままでいいよ」と抱き取ってくださいます。仏さまのようにはなれないけれど、仏さまの真似事でも良いからさせていただく、それが私たちが心掛けることかもしれませんね。

 

10月の行事は、5日(土)13時半より仏教婦人会主催「第2回お寺でコンサート」、20日(日)13時半より「おみがき&境内清掃」、27日(日)13時半より「報恩講 御講師:横内教順師(東京) 」がございます。

 

 

 

 

2019年

9月

19日

境内清掃

 今日の境内清掃は6名の方がお越しくださいました。ありがとうございました。

 朝はずいぶん涼しく、秋が近いと感じましたが、日中は気温が上がり暑かったです。

 芝生やお花がきれいですねと、最近よくご門徒さんにお言葉をいただきます。こうしたみなさんでの境内清掃や、日頃の手入れをこまめに行なっているので励みになります。きれいなお寺は気持ちが良いですね。

 

 

9月23日(月・祝)13時半より秋季彼岸会がございますので、どうぞみなさまお参りください。

 

 

 

 

 

 

2019年

9月

18日

境内清掃延期のお知らせ

 本日予定しておりました境内清掃ですが、午後から雨予報のため順延とさせていただきます。明日9月19日(木)13:30から行ないますので、ご都合がつきましたらご協力お願い申し上げます。

 

 

 

 

2019年

7月

31日

お寺の林間学校

 7/29(月)~7/31(水)の二泊三日でお寺の林間学校に行ってきました。今年は都留組さんが担当で富士吉田市で行なわれました。

 参加者は神奈川県、山梨県、静岡県から子ども66名、スタッフ約40名で、妙生寺からは子ども3名と住職が参加しました。写真はメインプログラムのフォレストアドベンチャーの様子です。ハーネスという安全器具を取り付けて、住宅の二階や三階の高さのところで、綱渡りやターザンのように滑り降りたりしました。はじめは怖がっていた子ども達も次第に慣れ、高いところを走り回っている子もいて、すごいなと思いました。ハーネスがあるので落ちることは無いのですが、木と木の間を渡る時は勇気が要ります。ハーネスがあるから安心して楽しめる、身を任せても大丈夫と頭で理解することは難しいことを感じました。おまかせすれば良いのに、それはなかなかは難しい・・・仏さまの他力の教えが頭をよぎりました。

 途中、私はちょっと体調を崩してしまって2~3時間休んでいたのですが、また合流した時に、子どもたちやスタッフさんが私を見つけて手を振ってくれ、大丈夫ですか?ごはん食べれましたか?と声を掛けてくれてその優しさがとても嬉しかったです。自分が子どもの頃はそのような気遣いはとても出来なかったなだろうなと思いました。

 このお寺の林間学校は来年はお休みで、次回は再来年になります。1年空きますが、参加の子ども達が次回もまた行きたいと声をあげる人気の行事です。再来年どうぞご参加ください。

 

 

 

 

 

2019年

7月

07日

盂蘭盆会

 本日の盂蘭盆会(うらぼんえ)は45人の方がお参りくださり、御講師は広島県の深水謙昭師でした。お盆のいわれ、そして阿弥陀さまの救いのお味わいを丁寧にお話しくださいました。

 私たちは知らず知らずのうちに先入観をもって物事を見てしまいがちですが、先入観をもって浄土真宗のみ教えを聞くと、正しく聞くことは出来ません。

 「私が何をすれば救われるのか、私がどうすれば救われるのか」ということを聞くためにお聴聞をしているかもしれませんが、浄土真宗は「私が何をすれば救われるか」ということを聞くのではありません。では、何を聞かせていただくかというと、「阿弥陀さまが私に何をしてくださったか」それを聞かせていただくのです。

 目連尊者が仏法に出あって救われたということは、同時に餓鬼道で迷っていたお母さんも救われていくということです。

 私が阿弥陀さまに救われて、私がお浄土に参らせていただくということは、先に亡くなっていったご先祖さまがもし迷っていたならば、そのご先祖さまも私が救っていける、そんな身にならせていただくのが私たちのみ教えです。仏さまにならせていただくということは、すべてのいのちを救っていける身にならせていただくということなのです。

 

 

 

 

 

2019年

7月

02日

境内清掃

 本日の境内清掃には13名の方がご参加くださいました。梅雨らしいお天気が続き、今週はずっと雨予報でしたが、今日は時々小雨が降りながらも行なうことが出来ました。ご参加くださった皆様、ありがとうございました。

 

 7月7日(日)は13時30より盂蘭盆会が行なわれます。御講師は広島県深水謙昭師です。どうぞ皆様お参りください。

 

 

 

 

 

2019年

6月

23日

自分史づくり

 今日の自分史づくりには2名の方がご参加くださいました。自分史を作ることによって、

・人生を振り返り今後に生かす

・自分が受けた御恩や仲間と共に涙したこと、夢中になったことを振り返り、新たな生きがいを見つけることが出来る

・記録を残すことによって、後世を生きる人の資料になったり、他者とのコミュニケーションのきっかけになる・・・などのことが得られると思います。御講師や専門家の方は呼ばず、項目をいくつか作り、書きやすいところから書いていただき、自分の思い出として留めても良いし、誰かのために書いても良いし、自由に書いていただきました。2時間ほど行ないましたが、完成させるとなると、どれだけのものを作るかによりますが、数ヶ月はかかるでしょう。写真や手紙や日記などを添付するのも良いですね。今回は良いきっかけ作りになったのではないでしょうか。

 

7月2日(火)9時から11時まで境内清掃(雨天順延)、7月7日(日)午後1時半より盂蘭盆会(うらぼんえ)がございます。

 

 

 

 

 

 

 

2019年

6月

09日

日曜学校

 今日の日曜学校は3名の子どもが参加してくれました。おつとめ、お話、お焼香の作法の後は、遊びです。雨が降っていたので本堂で遊びました。ビニール袋を使ってパラシュート作り、鬼ごっこ、折り紙で遊びました。本堂は広いので、雨でも思い切り体を動かして遊べますね。楽しそうにしていました。

 7月の後半は、林間学校が山梨県で行なわれます。参加ご希望の方は、「こども向け行事」をご覧の上、お申し込みください。

 

 

 

 

 

2019年

6月

06日

静岡西組仏教婦人会総会研修会

 本日は、掛川市の蓮舟寺様にて静岡西組仏教婦人会総会研修会が行なわれ、妙生寺からは5人で参加させていただきました。

 研修会は、特定非営利活動法人JIPPOの高木先生によるフェアトレードのお話でした。フェアトレードは公正貿易と訳され、経済的社会的に厳しい状況にある生産者の方々の生活環境の改善や、貧困、平和、環境問題などに関わる事業です。

 お話の中で、海外の復興支援をする地域を選定するのに、報道陣が入って報道されるような地域は選ばず、川を渡るのに竹を束ねて橋にするような、誰も入れないような地域を選ばれたそうです。なぜなら、報道される場所というのは、多くの方が支援してくださり、色々な考えの方が色々な目的で支援をされるからだそうです。そうではなく、その地域に至るまでの道路から整備をしなければならない場所は、支援の手がなかなか届かないから、そういう場所を選ばれたとのことでした。

 また、JIPPOさんで取り扱われるスリランカのウバ紅茶、東ティモールのコーヒーを買うことによって支援に繋がるとのことですので、いくつか購入させていただきました。研修会中も飲ませていただきましたが美味しかったです。

 今日の午前中は早めに出発し、観光も兼ねて楽しいひとときでした。ご参加いただいた方には、司会や活動発表をしていただき、ありがとうございました。

 

 6/9(日)は13:30より日曜学校(子ども向け行事)、6/23(日)13:30より自分史づくりがございます。

 

 

 

 

 

2019年

5月

12日

妙生寺第十六世住職継職奉告法要

 本日、住職が代替わりしたことをお披露目する「住職継職奉告法要」を執り行いました。

 100名を越える参拝者、16名のお稚児さん、20名の僧侶、御講師南荘宏先生から御法話をいただき、お念仏の声が本堂に響き渡りました。

 法要をお迎え出来たことは、先人のご苦労があってのことです。「妙生寺をなんとかしなければ」という思いで妙生寺を辛抱強く支えてくださった皆様、既にご往生され直接御礼を申し上げることが出来なかった皆様、本日お参りくださった皆様、そして現在支え続けてくださっている皆様に厚く御礼申し上げます。

 

 なお、実行委員の皆様におかれましては、当日は勿論、何度もお集まりくださり、おかげさまで無事法要を行なうことが出来ました。重ねて御礼申し上げます。

 

 ご門徒の皆様と共に、お念仏の み教えがあって良かったと喜ばせていただき、少しでも良い形で次の世代へバトンを渡すことが出来るよう歩みを進めて参ります。今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。有り難うございました。

 

 

 

 

 

2019年

5月

06日

おみがき&境内清掃

 ゴールデンウィーク最終日の本日、おみがき&境内清掃は14名の方がお越しくださり、来週の住職継職奉告法要に向けて作業を行ないました。

 参道には花を植え、境内が華やかになりました。作業後は実行委員さんにお残りいただき、当日の備品確認などを行ない着々と法要にむけて進んでおります。

 

 5月12日(日)は妙生寺にとって何十年に1度の大きな法要です。

 当日ご参拝の方は、ご案内の通り、駐車場がございませんので、公共の交通機関または近隣の有料駐車場をご利用くださいますよう、お願いいたします。

 

 

 

 

 

2019年

4月

16日

境内コンクリート工事について

 4月25日(木)~5月1日(水)まで、境内コンクリート工事のため、駐車スペースが通路のみとなります。

 なお。4月25日(木)・26日(金)は水回り付近が通行不可のため、お墓参りで水が使用できません。

 

 ご迷惑をお掛けしますが、ご了承ください。

 

 

 

 

 

2019年

4月

13日

お経練習会

 本日のお経練習会には15名の方がお越しくださいました。5月12日(日)に行われる住職継職奉告法要のおつとめの練習をいたしました。お経本を開くときは肘を支点にして弧を描くようにお経本をいただき、お経本の下の端が眉毛のあたりに来るように・・・等細かなところまで行っていただきました。きちんとしたお作法通りに行うと姿が美しいですね。

 今月の終わりには境内のコンクリート工事が入りますので、2~3日間本堂には入れない日がございます。期日がわかり次第、境内の掲示板ならびに、このホームページにてお知らせいたします。

 

 5月6日(月祝)には13時半よりおみがき&境内清掃がございます。お花を植える予定ですので、多数のご参加お待ちしております。

 

 

 

 

 

2019年

3月

21日

春季彼岸会

 本日の春季彼岸会は、雨の中、約40名の方がお参りくださいました。

 阿弥陀さまの救いのおはたらきはすべての人に注がれています。しかし、それに気づくか気づかないか、目を向けるか向けないかは人それぞれです。

 「月影のいたらぬ里はなけれども 眺むる人の心にぞすむ」

 「阿弥陀には隔(へだ)つる心はなけれども 蓋ある水に月は宿らじ」

 救いはすべての人に届いているのですが、自分から閉ざしていると、救いが届いていることに気づきません。自分を大切にしたり、自分の知識や経験を元に考え行動するのはとても大切ですが、それと同時に、自分というのは、それほど確かなものではないと認識することも大切です。

 仏さまはいる、いない。お浄土はある、ない。私がどのように考えようと、私の認識を超えた大きな世界から、仏さまは私を包み込んでくださっているのです。ご往生された亡き人は仏さまとなり、私にいつでも寄り添ってくださっています。

 昨日は長崎で桜の開花宣言、東京は今日開花宣言したそうですね。春は別れと出会いの季節です。何があってもいつでも帰ることの出来る世界、誰かが待ってくれている場所があるというのは有り難いことですね。私たちは阿弥陀さまがお浄土という世界をご用意くださっています。安心して目一杯、賜ったいのちを輝かせましょう。

 

 来月は4月13日(土)13時半よりお経練習会がございます。どうぞ皆さまお参りください。

 

 

 

 

2019年

3月

14日

境内清掃

 本日の境内清掃は4人の方がお越しくださいました。春に向けてだんだんと暖かくなってきましたね。芝生あたりの清掃と、幔幕という本堂を囲むように張る五色の幕がほつれてきていましたので、縫っていただきました。写真は芝生のエアレーションをおこなっていただいているところです。新しい芝生を植えた箇所もあるので、しっかり根付いてくれるか、経過観察が楽しみです。

3月21日(木・祝)13時半より春季彼岸会がございます。

 

 

 

 

 

2019年

3月

01日

東京教区仏教婦人会連盟一日研修会

 築地本願寺で行われた「東京教区仏教婦人会連盟一日研修会」に妙生寺から10名参加しました。全体では参加者約650名でした。

 ご講師の先生によるご法話を御聴聞させていただき、その後仏教讃歌を歌いました。御講師のお話は「念仏者の生き方」という講題で、その中で、阿弥陀さまの光のおはたらきについてのお話がありました。

 正信念仏偈に普放無量無辺光、無碍無対光炎王・・・とありますが、これは阿弥陀さまのおはたらきを光で表したものです。そのひとつ、無辺光ということについて。辺が無い、辺が無いということは「端っこがない」ということ、「限界がない、どこまでも」ということです。端が無いということは「真ん中が無い」、つまり「どこでも真ん中」ということです。すべての人に平等に行き渡っていることを示し、「光の真ん中にこの私がいる」ということです。救いの目当てはこの私だったということに気付かされます。悩み苦しむこの私のために阿弥陀さまはお出ましくださり、そのおはたらきに照らされて生かされていた私だったのです。

 

3月14日(木)午後一時半より境内清掃、3月21日(木・祝)午後一時半より春季彼岸会がございます。

 

 

 

 

 

2019年

2月

24日

遺品整理の話

 本日は、遺品整理士さんによるお話を聞かせていただき、9名の方がお参りくださいました。近年、遺品整理の依頼が増え、それだけでなく生前整理の依頼も増えているそうです。ゴミ屋敷になりがちな人の特徴や、どういったものが多く遺されているか、処分に困っているかを、実際のご経験をお話くださり、クイズも交えてお話くださいました。

 

生と死は別々のことではありません。生死一如(しょうじいちにょ)という言葉があります。「生のみが吾等にあらず、死もまた吾等なり。吾等は生と死を並有するものなり」(清沢満之)。死を考えるというとは、生き方を考えるということですね。

今日は静岡マラソンがあり、お寺にお越しになるのが大変だったと思いますが、ようこそのお参りでした。

 

 3月21日(木・祝)は13時半より春季彼岸会がございます。

 

 

 

 

 

2019年

1月

21日

仏教婦人会総会・新年会

 今日は妙生寺仏教婦人会総会・新年会を行い、15名の方がご参加くださいました。総会では昨年の報告、今年の予定、規約の説明をされ、その後新年会では食事とゲームを行いました。ゲームは会長さんが色々ご用意くださり、お絵かき、クイズ、ビンゴ、カルタで盛り上がりました。

 今年も婦人会は楽しい行事を予定しておりますので、どうぞみなさんご参加ください。

 なお、3月1日(金)に築地本願寺様で行われる仏教婦人会1日研修会の〆切は今月末までです。参加ご希望の方はご連絡ください。

 

 来月の妙生寺行事は、2月24日(日)13時半より、遺品整理士さんによる遺品整理のお話がございます。どうぞみなさまお参りください。

 

 

 

 

 

2019年

1月

12日

御正忌報恩講参拝

 京都西本願寺の御正忌報恩講に、ご門徒さんご夫妻と参拝してきました。お二人は帰敬式(おかみそり)を受式され、ご主人様は40数名の代表で帰敬文を拝読されました。急なご依頼でしたが気持ちよくお受けくださり、厳かな雰囲気の中で堂々と拝読されていらっしゃいました。

 御正忌報恩講とは、宗祖親鸞聖人のご法事で、浄土真宗では最も大切にする法要です。数年に一度は団体参拝をしたいと思いますので、来年以降、どうぞみなさんもご参拝ください。なお、御正忌期間中、法要の様子がインターネット配信されていますので、宜しければご覧ください。

帰敬式受式中は写真撮影が出来ないため、写真は直前のものです。

 

 

 

 

 

2019年

1月

01日

元旦会 がんたんえ

 あけましておめでとうございます。本日の元旦会には約10名の方がお参りくださいました。

「太陽は夜が明けるのを待って昇るのではなく、太陽が昇るから夜が明けるのだ」(東井義雄)という言葉を紹介させていただきました。新たな1年が始まりましたが、力強い言葉ですね。あの時、ああすれば良かったな、あっちの道に行けば良かったのかな・・・と考えることがあるかもしれませんが、道というのは自分で作っていくものです。今の道を歩んで良かったと思えるように作っていけば良いのです。他人と比べること無く、他人に振り舞わされず、自分で決断した道を進めば良いのです。安心して自分の選んだ道を歩めるのも、たくさんの方々に支えられ、大きなおはたらきに生かされているからではないでしょうか。

 お念仏申す人生とは、自らを振り返り、おかげさまに気付かされるみ教えです。今年も変わらずお念仏の日々を送らせていただきましょう。

 

 写真は北側からみた本堂の様子です。現在、庫裏解体工事中のため、今しか撮れない写真を選びました。

 

 1/21(月)午前11時からは、妙生寺仏教婦人会総会・新年会が行われます。婦人会員さんには、後日ご案内をお送りさせていただきます。

 

 

 

 

 

2018年

12月

16日

念珠編み教室

 本日は念珠編み教室を行い、お二人の方がご参加くださいました。「ひ孫に自分の編んだお念珠を渡したい」、「夫が使っていたお念珠の紐が切れたので直したい」とお二人ともご家族を大切に思ってのご参加でした。

 お念珠によっては玉の穴が小さく、紐がギリギリで通る大きさのものもあり、どうすればスムーズに通せるか試行錯誤しながら紐を通されていました。最後の親玉のところは最難関です。

 自分で編んだお念珠はいっそう愛着が沸き、何度も手を合わせたくなりますね。のんびりと世間話をしながら作る良い時間が過ごせました。

 

 来月は1月1日(火)13:30より元旦会がございます。1年の始まりにあたってご一緒にお寺のご本尊さまにご挨拶いたしましょう。

 

 現在、境内建物の改修工事が続いておりますが、明日からはいよいよ庫裏の解体作業が始まります。ご来院の際はお気を付けてお越しください。

 

 

 

 

 

2018年

10月

28日

報恩講法要

 本日の報恩講法要は約35名の方がお参りくださいました。御講師は千葉県の西原龍哉師でした。御法話の一部をご紹介させていただきます。

 私たちは物事の見方、捉え方次第で世界ががらっと変わってきます。「手を打てば 鳥は飛び立つ 鯉は寄る 女中茶を持つ 猿沢の池」という詠があります。手をパンとたたけば、鳥はびっくりして逃げるし、鯉は餌をくれるのかと近寄ってきますし、女中さんはお茶を持ってきて欲しいとの合図だと受け取ります。同じ行為であるのに、生き物によってずいぶん受け取り方が変わってきますね。

 阿弥陀さまという仏さまは、私を仏さまの世界に生まれさせ、すべてのいのちの幸せを願う存在にしてくださるという人生の方向性をお示しくださいました。苦難の人生ではありますが、私たちは決して1人ではなく、ともにいてくださる、ともに歩んでくださる仏さまと一緒なのです。

 西原先生は、今日妙生寺に来院されるまでの話や、身近な話など、本堂を笑いに包んでくださりつつ有り難いお話をしてくださいました。

 

 午前中は、初盆をお迎えになられた方を対象に、住職より浄土真宗とはどういうみ教えなのかという話や、お作法などのお話をさせていただきました。午後からの報恩講法要では、ご門徒の皆さんがお持ちくださった作品を並べて作品展を行い、本堂が賑やかに飾られました。

 

 

 

 

 

 

2018年

10月

25日

おみがき&境内清掃

 今日のおみがき&境内清掃は12名の方がご参加くださいました。

 以前より、本堂内陣の天井の壁紙が剥がれ落ちていたので、現在修復工事をしていただいている最中です。ですから、本日のおみがきは、ご本尊さまを内陣からお出しした状態で、ご参加の皆さんには間近でご覧いただきました。めったにない機会なので、皆さん興味を持たれたご様子でした。

 仏具も窓も境内も、ご参加の皆さまのおかげで綺麗になりました。ありがとうございます。

 

 先月の秋季彼岸会の翌日より、皆様がお参りしやすい環境を整えるために工事を進めております。境内西側ブロック塀工事、本堂トイレ工事、外陣参拝スペース工事は完了しました。内陣天井壁紙と電気系統工事も明日終了予定、境内駐車スペース工事は合同墓の移築も終わり、境内の木々を撤去するところまで進みました。春までさまざまな工事を進めていきます。

 

 10月28日(日)は13:30より報恩講法要がございます。報恩講法要は浄土真宗で最も大切なご法要です。どうぞ皆様お参りください。

 

 

 

 

 

2018年

10月

20日

お寺でコンサート

 本日は、仏教婦人会主催の行事「お寺でコンサート」を行いました。

演奏していただいたのは『SHELY(シェリー)』のみなさんで、オーボエ、キーボード、パーカッションによる素敵な演奏でした。「リベルタンゴ」「枯葉」「明日に架ける橋」「また君に恋してる」「糸」など12曲、アンコールでは「情熱大陸」を演奏してくださり、どの曲も素晴らしい演奏でした。曲や楽器の紹介もわかりやすく楽しくご説明してくださり、あっという間の一時間半でした。様々な場所でご活躍のSHELYのみなさんですが、近々新静岡セノバでも演奏なさるそうですよ。約40名の方がお越しくださり、ご門徒さんだけではなく、その友人の皆さんや、ご近所の方々もお越しくださいました。

  

来週は、25日(木)13:30より境内清掃、28日(日)13:30より報恩講法要がございます。

 

 

 

 

 

2018年

9月

23日

秋季彼岸会

 本日の秋季彼岸会は約40名の方がお参りくださいました。「思考は言葉を、言葉は行動を、行動は習慣を、習慣は人格を形成する」この言葉は、どなたの言葉か詳細は不明ですが、確かにそうだなと思います。

 お彼岸参りというと、お墓参りをするものだとお思いの方が多いかもしれませんが、浄土真宗では仏さまのみ教えを聞かせていただくことがメインです。仏さまの世界というのは、さとりの世界、彼岸です。仏さまの世界は、それぞれのいのちがそのままに輝いている世界です。地位、学歴、能力など付け加えること無くそのままが輝いています。

 お釈迦さまがお生まれになられた時、天上天下唯我独尊というお言葉を発せられましたが、これは、この世の中で唯一私だけが尊いのだという驕慢心ではなく、どのいのちもかけがえのない尊いいのちだということに目覚めてくださいよというお言葉です。

 阿弥陀さまからすでに救いをいただいている私たちは、何もしなくて良いという消極的であったり、何をしても良いという自己中心的な人生を歩むのではありません。お参りを通して自らをみつめ、おかげさまを感じ、御恩報謝の人生を歩みたいものです。

 

10月20日(土)13時半「お寺でコンサート」、25日(木)13時半「おみがき&境内清掃」、28日(日)13時半「報恩講法要」がございます。どうぞお参りください。

 

 

 

 

 

2018年

9月

18日

境内清掃

 今日の境内清掃は11名の方がご参加くださいました。ここ数日で夏の暑さもずいぶん落ち着き、気持ちの良い風が吹いていました。

 暑さ寒さも彼岸まで。彼岸とは季節を表す言葉でもありますが、お浄土を表す言葉です。迷いの世界である「此岸」にいる私が、さとりの世界である「彼岸」からのおはたらきにより、彼岸に生まれさせていただくみ教えがあります。それがお念仏の み教えです。

 9月23日(日)13時半より秋季彼岸会がございます。どうぞお参りください。

 

 

 

 

 

2018年

7月

31日

お寺の林間学校

 7月29日(日)~31日(火)の2泊3日で、静岡県三島市を会場にお寺の林間学校がありました。静岡県、神奈川県、山梨県から子ども66名、スタッフ40名の参加で、妙生寺からは、子ども4名、スタッフ1名の参加でした。

 前日は、関東・東海地方から西に抜けていくという珍しい動きの台風12号が発生し、影響がないか心配していましたが、予定通り行えました。

 初日は初めて会うお友達と交流を深めるゲームなどを行い、2日目はラフティング、3日目はポイントハイキングを行いました。ラフティングは、専門の指導員さんが大勢付き添ってくださり、川下りだけでなく、途中でボートを崖に立て掛けて滑り台をしたり、ボートをひっくり返してその上で飛び跳ねたり、色んな遊び方を教えてくださいました。外遊びして疲れているはずですが、子どもたちに聞くと、夜は夜で遅くまで起きて、友達と話していたそうです。仏さまの前でのおつとめもしっかり声が出ていて、お話もしっかり聞いていました。楽しい!また行きたい!という声がたくさん聞けて充実した3日間となりました。来年は山梨県で行います。

 

 妙生寺9月の行事は、9/18(火)13:30より境内清掃、9/23(日)13:30より秋季彼岸会があり、静岡西組の行事では9/29(土)に秋の合同研修会がございます。